2010年5月 定例山行報告

天上山 574.2m G2 5月7日(金)夜行〜9日(日)

天候:晴れ

参加: 16名(視覚障害者5名,晴眼者11名)

コースタイム概略 : 
黒島登山口10:30・・・千代池12:00〜12:40・・・裏砂漠13:30・・・多幸見晴台14:00・・・最高地点(572m)14:30・・・白島登山口16:00・・・民宿16:30・・・神津島温泉

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◆標高572mだが登り下りは急です◆ ◆水の干上がりそうな千代池を見ながら昼食◆

 12時間の船旅からやっと開放され、船酔いに苦しんだ人たちがよろめき下船する。時刻は10時。島の日差しはきつい。お肌にご用心。 港から車で20分、登山道派オオシマツツジのプロムナードから始まる。ヤマツツジに似ているけれど色が違うらしい。小さい花が房状に固まってはなやかだ。これが目当ての登山者がたくさん上ってくる。あっという間に五合目、八合目、と稼いで開けた山頂のようなところに出た。でも最高点はだいぶ先。崋山礫のざらざら路を進むとまもなく展望の良い地点に着く。港街や遠く三宅島の噴煙が見えるそうだ。  少しで千代池に下りる。沼と言ったほうが良い小さな山上池だが少しは水の循環があるのか苔が元気に盛り上がるように育っている。昼食タイムとなるが日陰が全くない。お肌もこんがりと焼けてきた。午後の行程では砂漠のような砂地の道が現れ、面白がっていると不動池に着く。ここも小さな沼上だ。木橋の置くに祠が祭られているらしいが、行ってはいけないことになっていて残念。  このあたりから下山ムードになりジグザグに降りていく。樹林帯に入り涼しさをありがたく思っていたらガヤガヤと話し声が聞こえてきた。トイレのある広場に出る。車も見えて、「アア、お疲れ」と思っていたら、まだまださらにジャングルのような路に入っていくことに。湿っていてすべる箇所もあり、なんとなく歩きにくい。体はおしまい、の準備が出来てしまったのにさらに1時間以上かかってしまった。 低山ながら変化に富んだ面白い山だったねえなどと離しながら宿に戻る。あとは温泉と金目鯛の姿煮付き豪華宴会が待っている。  翌日、由緒正しい「物忌奈命神社」(ものいみなのみことじんじゃ)を見に行ったり、海岸歩きでかにやサザエの子供を捕まえて遊んだり、きれいな石を拾ったり、すっかり観光旅行の一段と名って楽しんだ。その話は長くなるので省きます。参加者に聞いてみてください。

◆背丈程の樹林帯から裏砂漠へ◆ ◆最高地点は込み合いゆっくり出来ず◆