2010年3月 定例山行報告

権現山・扇山 G3 3月14日(日)

天候: 快晴

参加: 17名(視覚障害者3名,晴眼者14名うち会友3名)

コースタイム概略 : 
上野原駅―初戸9:20…雨降山11:30…権現山12:30~1:00…浅川峠2:00…扇山3:15~30…梨の木平4:20…鳥沢駅5:20

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◆一休み◆ ◆権現山頂上◆

 今年は2月、3月に雪が降り、今回の山行も雪が期待されます。上空は快晴でポカポカと暖かくまさに春本番です。初戸から玄房尾根を歩き始めると間もなく雪が現れました。かなり融けて湿った重い雪が5、6cm積もっています。ここから扇山の山頂まで、日当りの良い場所を除いて途切れなく雪に覆われ、樹林帯では靴がズボッズボッと埋まるくらいの厚みです。

◆雨降山・アメフリヤマ◆ 順調に歩いて2時間ほどで雨降山、稜線に出ました。コースを外れて北へ回り込み、積雪に穴をあけながら進み、奥多摩三山が春霞に浮かんでいる姿をしっかりと目に焼き付けました。

 権現山直下の急登を手をついたり、足を滑らせたり苦労しながらこなし、頂上で皆と握手。富士山を正面に、咲き始めたマンサクの下で昼食をとりました。記念撮影のあと、浅川峠へ向けて下山。そこからコブを3、4個越え、扇山の登りにかかりました。下見で経験済みでしたので、時間をかけじっくり一歩ずつ確実に歩を進めて、やっと扇山の頂上。大きな白いシルエットのように浮かぶ富士山が、肩の雪をキラキラさせて迎えてくれました。ここで大休止をして晴れやかな気分で梨の木平まで下りました。鳥沢駅に着く頃がちょうど日没となりました。