2006年9月 会山行報告

三浦半島 称名寺裏山散策・G1・9月24日(日)

天 候 : 晴れ

参 加 : 27名(視障者10名)

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◆自然いっぱいの「称名寺市民の森」を日向山に向かう。 ◆八角堂広場に咲いた色鮮やかな「彼岸花」をパチリ。

 京急・金沢文庫駅にて「声出し」「班編成」の後、10時20分より街路を歩き、金沢文庫で小休止して、裏山に登る。金沢文庫は、御存知・鎌倉幕府の北条家が代々勉学をした漢書などを保存した文庫で、現在は、建物を鉄筋コンクリートの立派なものにして、横浜市が管理している。

 さて、この「裏山」最初から登りの急階段で戸惑ったが、道が良く整備されていたためか、何事もなく八角堂広場までたどり着けた。この「裏山」正式には「称名寺市民の森」と云うそうです。

小休止の後、日向山に向う。この山は、岡みたいな出で立ちで「見晴し台」とは名ばかりで、空を仰ぐ他は致し方のない所。「千切れ雲」が流れる好天気。これで満足だ!

 下りの「里歩き」は、我亦紅(ワレモコウ)・彼岸花(ヒガンバナ)・紫式部(ムラサキシキブ)・ドングリ、さては、柿の実などを愛でながらの楽しい一時。北条実時の墓前にお参りして称名寺へ。昼ご飯と見学・休憩のあと記念撮影をして、野島公園展望台に向かう。

 モクセイの香りが吹きよせて秋を感じ、百日紅(サルスベリ)の赤い花に日射しの強さを感じながらアスファルトの道を行く。途中、伊藤博文が、明治憲法を創案した所の記念碑を観る。歩道上だが、立派な碑が建っている。

 展望台での眺めは涼風に和みながらの素晴らしい景観。山好きが、海に見惚れている姿は滑稽か? 自然大好き人間の為せる業とご了解を。

 金沢八景駅までの帰路は、ヨットハーバーを眺めながらの道。アスファルトの道を登山靴で歩くという違和感のある道のりであった。予定通り3時過ぎに解散式ができた。
◆称名寺「阿字ヶ池」に架けられた紅色の反橋を背に記念撮影。 ◆ここちよい潮風を浴びながら野島公園展望台より八景島を望む。