天 候 : 曇り時々小雨
参 加 : 山コース 会員19名(視障者7名)、会友1名 計20名 番外湖畔めぐり 4名(視障者2名) 合計24名
コースタイム概略(山コース) : 半月山第二駐車場 10:00 → 半月峠 11:10 → 阿世潟峠(昼)
12:05〜12:30 → (休)13:30〜13:35 → 社山 14:10〜14:25 → 阿世潟峠 15:35〜13:45 → 阿世潟(湖畔周遊道路) 16:05 → 立木観音駐車場 17:05
日光火山群は、八甲田山、蔵王などの山々を連ねる那須火山帯の中の、浅間山とともに最南端に属す山々です。荒々しい火山の特徴を持ちながら、心安らぐやさしい山姿も持ち備えています。 そんな美しい日光の山々を一望できる半月山、社山は、中禅寺湖の南側に壁のように立ち上がっている尾根上にある山です。 この尾根に華厳滝のある東側から登り、社山に向かってほぼ西に辿ってゆくと、北側に男体山や太郎山、白根山が目の前に聳え立っているのを見ることが出来ます。足下に広がる中禅寺湖に影を落とすその大きな姿はなかなかのものです。 中禅寺湖と男体山との出会いを楽しみに、久しぶりに会山行、半月山〜社山に参加させて頂きました。 当日は、台風13号が九州から日本海にあり、下山まで「雨よ、降らないでくれ」と祈りつつ、池袋に集まりました。会のベテラン運転手の運転するマイクロバスで、いざや出発です。 車内から「先端は少し紅葉だね」との、うれしい声に心はウキウキ、いろは坂を快適に上がりました。 視界に入ったのは、中禅寺湖です。少し走ると、登山口に着き「天気はどうかな?」やはり曇りでガスが立ち込め、天 気は持つかどうか。 私は右腰のストレッチをして「さあ、登るぞ」踏み出すと、一面は敷き詰めたクマササが見事で、サラサラと分け入り、 たたずむ、白衣の白樺を、心に焼き付けました。乱舞するは、赤とんぼ、やはり懐かしいですね。 展望台に、たどり着くや、ガスの切れ間に浮かぶ、雄大な男体山、その深くに潜む、青い神秘的な、中善寺湖がパッと 飛び込ん出来ました。歓声があがり、至福なひとときでした。目指すは、社山です。「せっかく登ったのに、又下るのか〜」半月峠を経て、なんとか阿世潟峠に着きました。ワイワイガヤガヤとお昼となりました。気になるは台風、風がでて来ました。 一昨年の、富士山でバテたのを教訓に、今回は、ここまでは快調でしが、やはり社山の頂き付近までくると、きつくなりました。 やっと着いた社山、男体山も顔を覗かせラッキーの一言です。雨を気にしながら下山をす る途中、遠くから、恋しいと、いな鳴く声がしました。牡鹿だそうです。 山行リーダーさん始め、皆のお陰で雨具を使用する事なく、中禅寺湖に降りました。 |
|