天 候 : 晴れ 9/6のみ曇り、のち小雨、のちドシャブリ(新穂高温泉について後)
参 加 : 会員 8名(男性3名、うち、視障者1名。女性5名) 会友1名(女性)
標 高 : 折立1350m、太郎平2330m、三俣蓮華岳2841m、双六岳2860m、新穂高温泉1300m
9/1(金) 前泊、夜行電車、夜行バス それぞれに出発
9/2(土) 晴れ タクシーで折立へ 折立発7時45分 室堂発9時25分 → 三角点発9時35分 → 太郎平着12時25着 太郎山など散策
9/3(日) 晴れ 太郎小屋発6時5分 薬師沢発9時20分 → 雲ノ平木道末端11時15分 → アラスカ庭園(昼)発12:35 → 祖母岳往復(アルプス庭園) → 雲ノ平山荘着14時20分 テント場(水場)へ水汲みなど散策
9/4(月) 晴れ後ガス 雲ノ平山荘発6時0分 スイス庭園発6時35分 → 祖父岳分岐7時35分 → 黒部源流発9:30 → 三俣山荘(コーヒータイム)発 10:50 → 三俣蓮華岳発12:05 → 双六岳発14:10 → 双六小屋着15時10分
9/5(火) 晴れ後曇り 双六小屋発6時0分 花見平7時10分 → 鏡平分岐発7時40分 → 弓折岳7:50 → 大ノマ乗越8:10 → 大ノマ岳岳発9:10 → 秩父平10:30 → 抜戸岳分岐11時30分 → 笠ヶ岳山荘着13:15 笠ヶ岳往復など散策
9/6(水) 曇り後小雨 風強し 笠ヶ岳山荘発6時0分 笠新道分岐発7時30分 → 杓子平9時00分 → 2200m標識10:30 → 林道着 13:10 → 新穂高バス停着14:05 温泉と食事後ジャンボタクシーで松本へ 15:30発 松本駅着17:10
9月2日の早朝、富山駅からジャンボ・タクシーで「折立」に入り、太郎平、雲の平を通り、三俣蓮華岳、双六岳、笠ガ岳に登り、6日の午後、新穂高温泉に下りた。北アルプス、4泊5日の縦走である。六つ星としては珍しいロング・コース。 初めの3日間は快晴。4日目も午前中は快晴だった。毎日午後1時−2時前後には宿泊する小屋に到着。太郎平では太郎山に登って薬師岳の雄姿に見ほれ、雲の平ではアラスカ庭園、アルプス庭園、ギリシャ庭園などを散策し、多くの花を観賞した。景色の圧巻は雲の平から黒部の源流を渡り(源流の碑あり)、三俣山荘まで登りきったときに広がった槍穂の景観である。槍の見える山荘のレストランで1000円のケーキセットを食べながら、皆、気持がはずんだ。 |
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翌日の双六小屋からも、槍穂を見ながらの稜線歩き。ただし、ここからは、道はしっかりしているものの、はるか谷底に切れ込んだ崖上を行くところがいくつもあり、緊張を強いられた。雷鳥やオコジョ、ホシガラスなどに会ったのもこのあたり。雷鳥は目の前2−3mに現れ、視覚障害者もその鳴き声を楽しんだ。この日の午後、笠が岳には9名全員で登頂。6日は下山中に雨となったが、そうひどくはならず、サポーター以外では(ほぼ、全員で1時間おきに交代)、キイチゴ摘みやブルーベリー摘みに夢中になる人もいた。ただし、この日の5時間に及ぶ急な下り(「笠新道」という。標高差1400m。岩の間や岩の上を行くところが多い。標準で4時間)は、視覚障害者の人には大変厳しかったようである。新穂高温泉バス停には午後2時15分に到着。バス停前のおなじみの無料の温泉で汗を流した。「安全」だけをひたすら思っていたリーダーも、ほっと一息。 |
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