2009年 11月 会山行報告

衣張山・G1 11月1日(日)

天候 : 晴れ時々曇り

参加 : 視覚障害者11名,晴眼者16名(会友4名)

コースタイム概略 : 
鎌倉駅 9:30 … 八幡具発10:00 … 衣張山山頂 10:42着・10:52発 第二ピーク 11:00 着・11:07発 … 鎌倉幼稚園前 11:20 パノラマ台 11:30着・11:55発 … 名越切通し 12:10大崎公園 12:55着 昼食 14:15発 … 披露山公園 14:40着・14:55発 逗子駅着15:55

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◆源 頼朝・政子の故事に地名が由来すると伝わる衣張山。往時を偲びながら、ひっそりした鎌倉古道を行く。◆ ◆360度の眺(聴)望が楽しめるパノラマ台。ここからの眺めはまさに圧巻。よろこびいっぱいの顔、顔、顔…。◆
 季節外れの暖かな一日。鎌倉駅に集合。駅頭はけっこうな賑わい。一同まずは段葛を通り鶴岡八幡宮に向かう。境内を右に抜け、参道の脇で、いつもの声だしなどを行い。金沢街道から大御堂橋を渡り田楽辻子の道に入る。この辺は鎌倉駅前の雑踏がうそのように静かだ。時折雰囲気の良い店先を過ぎ、巡礼古道のある十字路を右折する。  やがてやや坂が急になり、衣張山の上り口に着く。山道に入り、短い木橋を数回渡る。奥の方から「チャッ・チャッ」と舌打ちをするようなウグイスの笹鳴きが聞こえてくる。この鳴き声が多く笹薮から聞こえて来たことからそう呼ばれているらしい。途中石像が岩の下にあり、この辺でしばし立ち休憩をする。皆順調に上り程なく頂上の広場に到着する。  頂上は広々として、気持ちの良い風が吹きわたる。ここからの眺めは鎌倉の市街・稲村ヶ崎・江ノ島が一望でき、嘗て要害の地であったことが想像される。今度は直ぐ手前の三角点のある小広い第二ピークへと行く。平成巡礼古道のお地蔵様が迎えてくれた。ここからしばらく山道を下り、子ども自然ふれあいの森に到着。ここもハイランド住宅地に沿って気持ちの良い道が続く。所々に庚申塚が立っている。パノラマ台は360度の大展望。今日は風が強く相模湾は細かな波涛が立ち波頭が白く目立つとサポートが教えてくれる。名越切り導子を抜けるが、壁は削り取られて、残念ながら面影はなかった。  1時前に大崎公園り着く。しずかでのんびりできそうな公園。途中分かれていたメンバーと合流をする。ここで昼食たいむをゆっくりと過ごす。いつもは空の上から弁当を狙っているトビがいない。集合写真を撮影後2時過ぎに出発。立派な邸宅地の中を歩き披露山公園に着く。この公園には猿・小動物のゲージもあり、家族ずれなどて賑わい、浪子不動ハイキングコースに入る。ここは、嘗て古東海道の一部分だったらしい。不揃いの階段を下り海岸に出るが、風が強く吹きつける。砂浜歩きは避けて一路逗子駅に向かうことにする。
◆「あら、こんなところにところに三角点があるわよ!」衣張山と同じ標高120米の浅間山頂上で3等3角点を見つけ歓声!◆ ◆眼下に逗子マリーナ、稲村ガ崎、その向こうに江ノ島、はるかに富士山が望める大崎公園で記念撮影。◆