最初に 「視覚障害者と地図」
視覚障害者がどの程度地図を理解するのか、私にはわかりませんでした。ただ山に登るためには、地図を読んで頭に
入れてから行動しなければ危険だという思いが強くあったので、一緒に山へ行く視覚障害者にも地図に触れて少しでも
その山のことを知ってほしかったのです。
バス停から登山口まで、登り始めてからはどのようなポイントを通過して、頂上は標高何m、下山はどの方向で、どん
な所を通って、何と言うバス停までなど。そして余裕があれば近辺の地形も。
勿論、触地図作成の技術があってのことです。なるべく分かりやすく表示していきたいと思っています。
まず 始めに、 1. 触地図製作の流れ @ 第一段階 下図を作る。 A 第二段階 原図を作る。 B 第三段階 原図から触地図を作り完成。 の説明をします。 次に 2. これまでの問題点 をあげてみましょう。 3. これからの展望 も考えてみたいと思います。 |
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触地図作成風景 |
1. 触地図作成の流れ
今回は概念を説明します。
@ 第一段階
月例山行担当者から寄せられた墨字地図のコピーと山行案内をもとに、
コースの概要を簡潔に示した下図を作る。
A 第二段階
下図にいろいろな材料(針金やボール紙等)を使って、線(山稜、登山道、鉄道、道路等)や
印(山頂、峠、駅、 バス停、登山口、寺院等)を付け、地名や説明文字を点字で打ったものを
貼り付け原図とする。
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原図の作成風景 | 左が墨字の地図 右が触地図の原図 |