天候: 晴れのち曇り
参加: 25名(視覚障害者6名,晴眼者19名うち会友10名)
コースタイム概略 :
武蔵五日市駅 9時 発 バス−− 上川乗 9:40 歩き始め 10:05 −− 浅間嶺 11:45 昼食 12:20発 −− 松生山への分岐点 12:30 −− 松生山 13時 −− 松生山分岐 13:30 −− 峠の茶屋 14:20 −− 時坂峠 14:45 −− 払沢の滝入り口バス停 15:35 歩き終わり バス 15:52発 −− 武蔵五日市駅 16:20 解散
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10時5分に上川乗を出発し、すぐに山道に入った。樹林帯の中の道は、時々階段があったが、とても歩きやすい緩やかな登りだった。浅間嶺に着き昼食。松生山への分岐までは、やや湿った落ち葉が積もった道を下った。分岐からはアップダウンをくりかえし、小ピークを七つ越して、8度目の正直で松生山に着いたのが13時。しかし、落ち葉のジュータンをふみしめながら歩く心地良さを、みんな心から楽しんで、歌や笑いがあちこちから聞こえた。
山頂からは、霞がかかった状態の富士山と丹沢の山並みが見えた。分岐にもどり、峠の茶屋までは変化にとんだ道を下った。最初は落ち葉が積もった道だったが、途中から石や岩がごろごろしたやや歩きづらい道になった。峠の茶屋の第2お休みどころを過ぎると舗装された道となり、払沢の滝入り口のバス停を目指して歩いたが、途中 2箇所 近道としての山道を通った。そこに一厘だけ咲いていた寒桜にみんな歓声をあげた。15時35分に払沢の滝入り口バス停に着き、15時52分発のバスに乗った。16時20分に武蔵五日市駅に着き解散した。
週間天気予報では、山行日の前々日(18日)まで、20日は雨ということだったので、天候が気がかりだったが、19日の朝から予報ががらりと変わった。今回の山行は好天に恵まれ、しかも 紅葉のシーズン。コースの随所で、赤や黄色に色づいた木々の葉を眺めることが出来、デジカメにおさめて楽しんでいる人もいた。また、一足遅れて咲いたリンドウが静かにみんなを歓迎してくれた。25人がふみしめる落ち葉の賑やかな音、穏やかな日差しなどが晩秋の低山歩きの魅力を十二分に感じさせてくれた。
今回は、9月の読売新聞に掲載された記事を読んで入会した人が2名初参加してくださった。お二人とも山の経験が豊富なので、本会にとって喜ばしいことだ。また、会員の友人やボディワークホールディングスの皆さんも参加してくださり、サポート体制に余裕があった。特に前後が離れることもなく、順調に行動し、山行を無事に終えることが出来た。会員のMさんとその友人のNさん・Yさんのご好意によりトランシーバーを貸していただいたことに深く感謝してお礼を申し上げます。参加者の皆さん、ご協力本当にありがとうございました。