2010年4月 定例山行報告

相模嵐山(サポート講習会) G1+ 4月18日(日)

天候: 晴れ

参加: 33名(視覚障害者5名,晴眼者28名うち会友11名,そのうち8名は東ハイより)

コースタイム概略 : 
JR中央線・相模湖駅(9:06)−相模湖湖畔講習会(9:40−10:40)スタート−嵐山山頂・昼食(12:00−12:40)下山開始−−ピクニックランド裏ミーティング(14:00−14:25)−ピクニックランド発バス(14:43)−相模湖駅着(15:00)解散

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◆講習会風景◆ ◆道をはずれて◆

 前日,東京は41年ぶりの4月の雪だったが,当日は青空が広がる気持ちの良い天気でした。サポート講習会も今年で第5回目を迎えた。本来この講習会はサポートの仕方,され方を学ぶのが目的であるが,今年は障害者の参加がやや少なかったのは残念であった。昨年同様,東京ハイキングクラブから佐野会長はじめ8名の参加があったのは嬉しいことだった。  相模湖畔の広場で声出しの後,サポート講習会が行われた。講師の方々からは「命を守ること,怪我をしまいように予防する,そして余裕できたら楽しく登ろう」という心構えの基本や,「サポーターは歩行中振り向かないように」,「弱視者にとっては前歩くサポーターが黄色いスパッツを着用してくれると大いに助かる」などの説明があった。 10時40分登山開始。サクラの満開は過ぎたが遅咲きの桜が所々に咲き。登山道にはタチツボスミレ,ヒトリシズカなどが目立つ。途中2回ほど登山道から敢えてはずれ,藪の中を敢えて歩いてみたり,急な斜面を登る経験を積んだ。12時頃全員山頂に集合,昼食となった。眼下に相模湖を見下ろす眺めのよい山頂だった。  下山路には何箇所か狭い丸太の橋があり,障害者はストックで端を確認しながら通過した。順調に下山し,相模湖ピクニックランド(正式には相模湖リゾートプレジャーフォレスというらしい)裏に14時頃到着,ミーティングを行った。歩行中の障害者とサポーターとのやり取りを短い言葉でよいこと,また「これから上りになります」などのコースの状況をあらかじめ伝えることが障害者には大きな助けになることなどが強調された。  今回参加の障害者は経験豊富な方たちばかりだったので,サポーターから「サポート方法に関してサポートされる方から直接適切なアドバイスがもらえた」との声も多く聞かれた。すれ違う人もまばらなコースで天気にも恵まれ,楽しい有意義なサポート講習会でした。

◆嵐山山頂◆ ◆丸木橋◆