2009年 1月 会山行報告

高尾山 599m ・ G1 ・ 1月4日(日)

天 候 : 晴れ

参 加 : 50名 : 31名(視覚障害者 10名 晴眼者 21名(会友 1名)

コースタイム概略 : 京王線 高尾山口駅 9時15分 発(これより徒歩) 50分 お休み どころ 10時5分着 10分休み 50分 11時5分 高尾山頂上着 35分昼 食 11時40分発 70分 山頂直下 10分休み 薬王院 13時15分着 2 0分自由行動 60分 高尾山口駅前着 解散

写真にカーソルをあててください。写真の説明の文章が表示されます。

◆ 一丁平に続く道の途次での富士山 ◆ この道の北斜面でのシモバシラ

 最近人気観光スポットの仲間入りをした高尾山だけあって、大変な賑わいを見せ ている高尾山口駅前を9時15分に出発。
 稲荷山コースに入ると、すぐに地面が凍っている。やはり冬なんだなあと実感した。しばらく進むと、地面に降り積もった落ち 葉が粉々に砕けているところがあった。訪れる人の多さを物語っていると感じた。
 歩き始めから25分ほど経ったとき、担当者1名が体調不良を訴えた。その人はケー ブルで山頂に行くことになった。みんなはお休みどころで休憩した後、山頂を目指し て進んだ。
 途中、登山者がみだりに登山道の横を歩かないようにとロープが張ってあ るところもあった。山頂直下の階段はかなりの数だったが、みんな順調に進んで、1 1時5分山頂に到着。ケーブルで上った担当者とも無事合流。
 とにかく混雑していて、31名が一緒に昼食をとるスペースはない。11時40分まで自由行動とした。山 頂からは、雪に覆われた真っ白な富士山や丹沢の山並みが見えて展望がよかった。
 その後山頂を後にして、一丁平に向かう北斜面を歩き、お目当ての氷の花 霜柱と対 面。思わず歓声をあげる人もいれば、デジカメを取り出して写真を撮るのに夢中とい う人もいた。しかし、視覚障害者が触れば解けてしまうので、そこはぐっと我慢。な んとも残念。
 一丁平までは行かずに、山頂直下にもどりトイレ休憩。 奥の院で、今年1年の六つ星の山行の無事を祈願して、薬王院で少し自由時間をとっ た。実にタイミングよく10数名の山伏がほらがいを吹きながら出てきた。薬王院を 後にしてからは1号炉を下った。14時50分に高尾山口駅前で解散した。
  今回は好天に恵まれ、氷の花 霜柱も観賞出来た。
しかし、何よりもありがたくそして嬉しく感じたことがあった。それは、担当者1名 が体調不良だったが、参加者の皆さんのご協力により山行を無事に終えることが出来 たということである。また、メーリングリストなどで参加を呼びかけた結果、多くの 晴眼者に協力していただいた。
氷の花 霜柱の冷たさとは対照的に、会員の皆さんの温かさを感じた1日であり、六 つ星の1年の良いスタートになったと思う。
 皆さん本当にありがとうございました。


◆ 高尾山直下での集合写真 ◆ 近年は外国人も多い初詣客。私たちも今年の山行の安全を祈願しました