2025年11月 定例会山行報告

金時山(1212.4m)・G2 : 11月16日(日)

天候:晴れのち曇り

参加:20名(視覚障害者5名,健常者15名)

コースタイム概略 : 
8:15箱根湯本駅9:00(バス)→9:45乙女峠バス停10:05・・・10:55乙女峠11:10・・・11:30長尾山11:45・・・12:45金時山(昼食・写真撮影)13:35・・・14:05公時神社分岐14:10・・・14:35矢倉沢峠14:40・・・15:25仙石バス停15:35(バス)→16:00強羅駅16:05、解散

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◆木漏れ日の中をゆっくり登る◆ ◆ところどころ目を楽しませてくれる立木の紅葉◆
◆木の根が張った下りは慎重に◆ ◆手足を使うプチクライミング◆
金時山と言えば「登山初心者が高尾山の次に登る山」というイメージでした。 今回、金時山に初めて登ってその理由が分かったような気がしました。 都心からアクセスが良く、人気の観光地でもあり素晴らしいロケーションで、また登りたいと思わせる山でした。
箱根湯本駅は、すでに観光客、登山客でいっぱいでしたが担当者のスムーズな誘導で全員バスに座れました。 乙女峠バス停で降りると絶景の富士山が見えました。バスの精算に時間がかかっている間に皆さん写真を撮ります。
乙女峠からの登りは岩場もありプチクライミングの様で面白かったです。 少し肌寒いくらいでしたが、天候も良く登っていくうちにどんどん暑くなり汗ばむ程でした。 尾根に出ると爽やかな冷えた風が吹き、ほてった体をクールダウンさせてくれました。 紅葉も見事で特にもみじの赤色と青空とのコントラストが素敵でした。
登って行くにつれ神山の大涌谷から立ち上る煙がだんだんと同じ高さになり、次第に眼下に見える様になりました。 山頂は沢山の人でにぎわっていました。 乙女峠で見れた富士山も雲に隠れてしまい残念でしたが、箱根外輪山が見渡せ、芦ノ湖、相模湾、駿河湾、仙石原湿原と素晴らしい眺望でした。 「天下の秀峰 金時山」の巨大看板と重量感あるマサカリを手に集合写真を撮りました。
下りは仙石バス停へ向かって笹の小道の階段を進んで行きました。大涌谷の煙がどんどん上に見える様になり、無事に下山しました。
帰りのバス電車も超満員であらためて箱根が人気観光地であると感じました。
今回の山行は障害者5名サポーター15名とゆとりのある体制で安心安全な山行となりました。一番良い季節に金時山に来られて良かったです。また違う季節にも来てみたいものです。 (T .M 記)
【留意事項】担当が事前に箱根登山バスに連絡して、視覚障害者を含む20人の団体であること、精算方法は一括払いも可能であることを確認したにもかかわらず、運転手はこちらが用意した乗車賃計算の紙も現金も受け取らず本社に確認の電話をかけ、これに15分以上を費やした。
この為他の乗客が足止めされ、六つ星のホームページに旅程に大幅な狂いが生じた、という投書がきた。もっともな指摘であり、今後箱根登山バスを利用する場合には、案内所など近くにあれば乗る前に精算しておく、支払いを個別に行う等の次善策を講じることが必要。 (担当 Y.N 記)
◆色づいた木々と青い空のコントラスト◆ ◆マサカリを手に集合写真◆
◆平坦な道を黙々と歩く◆