2025年10月 定例会山行報告

会津磐梯山(1816m)・G2+ : 10月18日(土)〜19日(日)

天候:1日目 晴・くもり 2日目 小雨のちくもり・晴

参加:22名(視覚障害者7名,健常者15名)

コースタイム概略 : 
1日目
東京駅(8:00発)→(貸し切りバス)→河京ラーメン館猪苗代店 (11:50着〜13:10発)→裏磐梯国民宿舎(14:00着〜14:10発)・・・裏磐梯ビジターセンター(14:25着〜15:13発)・・・五色沼散策(15:13着〜16:45発)・・・裏磐梯国民宿舎(17:00着、宿泊)
2日目
裏磐梯国民宿舎(5:55発)→(貸し切りバス)→八方台登山口(6:10着〜6:24発)・・・山頂(9:32着〜9:45発)・・・弘法清水小屋・昼食休憩(10:31着〜11:10発)・・・第2リフト乗り場(13:50着)→(リフト2台)→猪苗代登山口(14:14着〜14:35発)→(貸し切りバス)→東京駅・解散(19:40)

写真にカーソルをあててください。写真の説明の文章が表示されます。

◆自分で味や具材を決める喜多方ラーメン、5杯食べた人が!◆ ◆裏磐梯ビジターセンター、触れる磐梯山の立体模型◆
◆五色沼散策では植物が好きな会員が詳しく解説◆ ◆泊まったのは懐かしい国民宿舎、貸切りでした◆
いよいよ迎えた山行当日、全員が無事にバスに乗れたことを確認したときは、第一関門はクリアと人知れずため息を漏らしたものだ。が、ここからが本番だ。バスは途中で休憩を挟み、無事に河京ラーメン館へ。
ここは自分で好きなラーメンを作れたり、郷土料理のビュッフェを楽しめるという施設だ。中にはラーメンを5杯も食べたツワモノも!
その後裏磐梯ビジターセンターにて、説明を聞いたり展示物を触ったりし、五色沼へ。途中の毘沙門沼まで、担当の山崎さんによる植物解説を挟みながら小一時間散策。私の視力でも沼に映る山々が見えて感動!
2日目は宿を出たときは雨が降っていたが、八方台登山口に到着したときには曇りになっており安心した。
最初は比較的なだらかな道で、硫黄の匂いも時々感じながらだったが、裏磐梯登山口からの合流を過ぎると急に岩の段差が増えた。ただ眼下には雲海や五色沼が広がっていたようだ。道はトラバースに入ったがまた岩場。噴火口からの風も吹きつけてきて、防寒着を羽織るメンバーも。
ようやく頂上直下の急な登りへ。吹き付ける風に耐えながら、サポーターの指示を聞きつつ慎重に岩場を登ってゆく。途中追い越し、すれ違いもあったが、ペースを大幅に崩すことなく無事に山頂へ到着!眼下は一面の雲海!
集合写真を撮り三角点にタッチして、慎重に下山。昼休憩をした弘法清水小屋ではなめこ汁をいただき体の芯まで温まった。エネルギーチャージをして下山開始。
下山は猪苗代スキー場側へ下りてきたが、根っこの段差、滑りやすい箇所などもあり、登りより神経を使った。しかし、そんな疲れも吹き飛ばしてくれるほど、紅葉が素晴らしかったそうだ。私も一枚葉っぱを取って見てみたが、見事な赤だった。
ここでも山崎さんの植物解説を聞きながら、無事にリフト乗り場へ。下見の時は雨でリフトが止まっていたので初体験。ちょっとドキドキでリフトに乗ったが思ったより揺れて怖かった。降りたあとへたり込んでしまったほど。
下山口で待機してくれていたバスに乗り込み、いざ東京へ。皆さん満足そうにあちこちでお酒やつまみを開ける音、楽しそうに談笑する声が響いていた。
かくして無事に終わった磐梯山山行、参加してくださった皆様、若輩者の私を率いてくださった担当の3人、バスの運転手さんをはじめとした関わってくださった方々、心より御礼申し上げます。
※当初は裏磐梯登山口からの登りを予定していましたが、八方台登山口に変更したことで、グレードをG3からG2+へ変更しました。
(担当 K.H 記)
◆大きな石がゴロゴロの山頂は真っ白なガスと暴風◆ ◆噴火で崩れた山肌を見ながら雲の上を歩く◆
◆鮮やかな紅葉の中を歩く◆ ◆下りはリフトを乗り継いで◆
◆東京から往復バス、帰りのバスは満足気な顔、顔、顔◆