2025年5月 定例会山行報告
二子山雄岳(882.7m)、二子山雌岳(870m)・G2 : 5月25日(日)
天候:曇り時々晴れ
参加:25名(視覚障害者6名,健常者19名)
コースタイム概略 :
8:40芦ヶ久保駅9:00・・・兵の沢コース・・・10:00尾根・・・10:50ロープ手前10:55・・・11:25雄岳(写真撮影・昼食)12:05・・・12:25雌岳・・・浅間尾根コース・・・13:30浅間神社・・・14:25下山・・・14:40道の駅 果樹公園あしがくぼ、解散
写真にカーソルをあててください。写真の説明の文章が表示されます。
![]() |
![]() |
山行前から当日は雨予報で、当日の7時くらいまで降っていたが、8時半すぎに集合場所の芦ヶ久保駅に着いた時にはなんとか雨は止んでいた。 全体点呼、班ごとの点呼後いざ出発。 舗装路はほぼなく歩き初めにあった真っ暗なトンネルを抜けた先はいきなり山道。 登り初めは朝方まで降ってた雨の影響もそこまでなく、多少湿っているくらいの山道を登る。ところどころに倒木があり、そばを流れる沢の音を聞きながら登っていた。休憩場所でふと周りを見回すと、天気は良くないがモヤに包まれた新緑の樹林帯の中にいてとても幻想的な風景。こういう日の登山も悪くない。 入会しての初登山&初のG2以上の登山だったため多少の不安はあったが、ここまでは「雨の影響も限定的だしこれなら登れる」…と思っていたころが懐かしい。 本日のハイライト「ロープ場」にたどり着く。 濡れて滑るロープを必死につかみ全身泥だらけになりながら、雨の後でツルツル滑る急斜面の坂を死に物狂いで登る。サポーターとしての参加だが、自分が登るのすら危うい状況で、このあたりから本日の目標は「生きて帰ろう」となった。 ようやく修羅場を乗り越え割と広めの山頂周辺で集合写真の撮影、そしてつかの間の昼休憩。 頭の中は登ったはいいが果たして降りられるのかでいっぱいだった。 下山時も滑りやすい箇所が多々あり、転倒滑落しないように慎重に下る。 また、今まで個人山行が多く我流で登っていたため、技術的な事が全く分かっておらず、担当の方から重心の位置や歩き方などを教わり非常に勉強になった。 その後次第に晴れ間が差し込むようになり、富士浅間神社をすぎそろそろ終わりかと思っていたら、下りはここからが本番との事で身が引き締まった。そして、終わりそうで終わらない道をひたすら下りながらなんとか下山。 生きて帰れて良かった。しかし、あんなに大変だったのに、終わってみたら非常に楽しかった思い出しかなくまた登りたくなってしまうのが山の恐ろしいところだ。 二度と忘れないスーパーアスレチック登山でした。ご担当の皆様ありがとうございました。(T.M 記) |
![]() |
![]() |