2024年7月 定例会山行報告
入笠山 (1.955m)・G1 : 7月21日(日)
天候:晴れ
参加:27名(視覚障害者10名,健常17名)
コースタイム概略 :
新宿(7:00)→(バス)→(中央高速)→富士見パノラマリゾート(10:00)ゴンドラ山麓駅(10:10)→ゴンドラ山頂駅(10:30)・・・八ヶ岳展望台(10:40)・・・入笠湿原(11 :10)・・・花畑(11:45)・・・御所平峠(12:00)
・・・入笠山(12:50) 昼食30分(13:20)・・・御所平峠分岐(14:00)・・・山彦荘(14:30)・・・ゴンドラ山頂駅(15:00) →ゴンドラ山麓駅(15:10)・・・富士見パノラマリゾート(15:20)→(バス)→(中央高速)→ 新宿(19:00)
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風のささやき(入笠山山行記) バスを降りてほっとする。ゴンドラを降りて深呼吸する。冷気とはいえないまでも、涼風が体の中を吹き抜けて幸せな気持ちに満たされた。 遠望の峰々は薄雲に隠れてはいたが、今日の好天を確信しつつ樹林帯に歩をすすめた。 唐松と白樺のハッピーロードを抜けて、スズラン群生地に入ると、柔らかな風のながれと小川のせせらぎを感じながら、木道をゆっくりすすむ、花の季節は過ぎても高層湿原は私の心を癒やすに充分だ。 やがてマナスル山荘前へ、厳冬期の六つ星山行、寒気の星空観察会や真まで温めてくれた一杯のズープを懐かしく思う。 ヤナギランやアザミ、クルマユリなどが出迎えてくれた草原を過ぎて、わずかな登をつめれば、広々とした山頂に立つ。 梅雨あけの猛暑はどこのことか、優しい風のささやきが、がわずかな疲れを忘れさせてくれた。 すっかり晴れあがった八ヶ岳と向きあって座れば、背中に感じる日差しが心地よい。さすがに南アルプス北端の峰、またいつの日かここに帰って来よう。 (S.T 記) |