2023年2月 定例山行報告

視覚障害初心者講習会 長沼公園(184m)・G1 :2月26日(日)

天候:晴れ

参加:25名(内会員外2名)(視覚障害者10名(内会員外2名),健常者15名)

コースタイム概略 : 
(10:00)京王線長沼駅、ガイダンス(10:25)・・・(10:40)霧降りの道休憩所、衣類調整、水分補給(10:50)・・・(10:55)頂上園地、基本講習(11:15)・・・中尾根、西尾根で実習(12:10)・・・昼食タイム・集合写真(12:50)・・・長泉寺(ちょうせんじ)尾根、西長泉寺尾根で実習(13:50)・・・(14:00)振返り(14:25)・・・(栃本尾根経由駐車場〜)(15:10)長沼駅、解散(15:15)

写真にカーソルをあててください。写真の説明の文章が表示されます。

◆長沼駅でのガイダンス◆ ◆ガイダンス後にストレッチ◆
◆霧降の道休憩所で衣類調整◆ ◆頂上園地で基本講習◆
初心者講習会を終えて
この1・2年山歩きをしたい気持ちが募っていたので、六つ星山の会から初心者講習会の連絡が来た時は嬉しくて、早速参加の申し込みをしました。
当日は寒かったですが天気が良く、青空の下多くのことを学び、楽しく交流を持つことが出来ました。
久しぶりに会に参加したので緊張しましたが、皆様が自然に接してくださったので、緊張も直ぐにほぐれました。
長沼駅前は強い風でしたが、声出しをし、班ごとに出発。長沼公園に着くと風もおさまり、動くには快適な天候でした。
広場で衣類調整をし、頂上ベンチに到着。歩き方の基本・ポイント、サポートひもの役割、トレッキングポールの使い方の説明があり、いよいよ講習開始です。
中尾根、長泉寺尾根、西尾根、栃本尾根をAさんをはじめ2人からのサポートを受け、尾根道を下ったり登ったり・木道を歩くなどしました。 木の階段が続き、深く落ち込んだ所や大きく木の根が張った所は歩き難く緊張しました。私は登るよりも下りが好きなのですが、それは幼少期に、毎日山を駆け下りて学校に通っていたせいかもしれません。
歩き方のポイントを思い起こし歩いたのですが、修正点がいくつかありました。階段を登る時は、階段の下まで足を運んでから階段を登ることで、疲労を最小限に出来ることを学習しました。
Mさんから、ポールを階段に当てて確認するといいとの助言がありました。また、サポーターの後に必ず着いて歩くことで危険が回避出来ることを学びました。私は右側に行く癖があるので、サポートする方の真後を歩くことを徹底しなければと思います。
それから、ザックのサポートひもは触れる程度で、ザックに手を当ててサポートする方のザックの動きをキャッチすることが大切であり、サポートひもに頼りすぎず、自分の力で登ることを学習しました。Iさんのサポートひもの手の置き方が勉強になりました。
T.Sさん、K.Sさんをはじめ皆様に分かり易くご教授いただき、これから新たに山歩きを始める私にとって、とても為になる講習でした。ありがとうございました。
ご一緒に講習を受けた皆様、山歩きに慣れるまで大変かもしれませんが、楽しみながら頑張って山歩きをしていきましょう。
役員・サポートをしてくださっている皆様が、わたくし達視覚障碍者のことを思い行動されている、その熱意が伝わってきて胸の熱くなる思いがしました。皆様の温かさが嬉しくて、皆様と山に登りたい気持ちでいっぱいです。
これから、皆様に教えていただきながら山に挑戦していきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。 (M.M 記)
◆中尾根での実習◆ ◆昼食後に集合写真◆
◆実習後の振返り◆ ◆サポート紐の使い方説明◆