2018年11月 入門ステップアップ山行報告

秩父札所巡り ・G1+ : 11月18日(日)

天候:曇り

参加:33名(視覚障害者9名(内会員外1名),健常者24名(内会員外3名))

コースタイム概略 : 
大野原駅(9:30)…(9:40)19番 龍石寺(9:50)…(10:10)20番 岩之上堂(10:20)…(10:35)21番 観音寺(10:45)…(11:10)22番 童子堂(11:20)…(11:50)23番 音楽寺・昼食(12:40)…(14:05)24番 法泉寺(14:25)…(15:10)影森駅(解散)

写真にカーソルをあててください。写真の説明の文章が表示されます。

◆出発前のミーティング◆ ◆「19番 龍石寺」に到着◆
◆紅葉の下「20番 岩之上堂」にお参り◆ ◆「21番 観音寺」を参拝◆
秩父巡礼、今回は4回目だ。 私は初参加であるが、今迄1番から19番を回り、今回は20番から24番の予定である。
秩父は真ん中に荒川が南北に流れ、その東側に秩父駅を中心とする市街があり、1番から19番はここにある。 そして荒川の西側に今日行く20番から24番は位置している。市街から郊外へ土俵が移ったという訳だ。
20番は岩之上堂、ご本尊は観音様で色とりどりの木々に囲まれ中々雰囲気がいい。
21番は観音寺、ご本尊は勿論観音さま。道路に面しこじんまりとした寺である。
次の22番は童子堂、茅葺の立派な仁王門がある。ここもご本尊は観音様。 22番からは舗装のない処もありずっと登りである。
23番になると音楽寺という名前からして優雅であるとともに、下方に公園状の草地があり、気分がいい。 ここは秩父ミューズパークという大規模遊園地の一角だそうで、桜の名所としても有名らしい。 ここもご本尊は観音様で、さらに登って行くと十三塚で十三のお地蔵様が並んでいる。 この十三人の仏様が山の松風の音を音楽として聴いたので、音楽寺というそうだ。 「音楽の御声なりける小鹿坂のしらべにかよう峰の松風」。 ここは展望がよく秩父の町を眼下に奥には武甲山が望まれる。
ここからは少し広い道を歩くと急に山道となり、沢へ下りて行く。 沢は水が少なく簡単に渡り、対岸を登って行く。
全部で1時間位の山歩きで上の平地へ出て24番法泉寺へ到着。 足を痛めた人もあり、ここで本日の打ち止め。さらに影森駅まで歩き15時半頃の電車に乗ることができた。
電車を待っている時に六つ星の主のMさんが言った。 今日は若い新人が相当数参加した。これは久しぶりの画期的な快挙である。 この言葉に私はびっくりした。 巡礼というのは江戸時代から始まった信仰の形を借りたリクリエーションであると思っていた。 それが若い人を惹きつけるとは。 六つ星の悩みの種、若い新人が入ってこない。 その解決策は巡礼?これは正解とは思えないが、解決のヒントにはなるような気がする。
ここまで書いてご本尊がすべて観音様とは何で?と思い、リーダーの梅田さんに訊いたら、西国33、坂東33、秩父34の100観音霊場という訳で納得、 なお結願したら長野善光寺へお礼参りに行くのが風習とのことである。(M.O 記)
◆「22番 童子堂」に到着◆ ◆「23番 音楽寺」にて集合写真◆
◆「24番 法泉寺」にて集合写真◆ ◆ゴールの影森駅に到着◆