2018年9月 定例山行報告

高柄山(733.2m)・G2 : 9月9日(日)

天候:晴れ時々曇り

参加:40名(視覚障害者11名,健常者29名(内会員外3名))

コースタイム概略 : 
四方津駅(9:10)…(9:30)登山道入口(9:40)…御座敷の松(12:00)…林道(12:15)…大丸(12:20)…(13:10)千足峠・昼食(13:40)…(14:00)高柄山(14:10)…千足峠(14:30)…(15:30)千足集落(15:40)…(16:15)四方津駅

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◆朝の声だしは元気よく◆ ◆樹林帯の急登「頑張って!!」◆
◆日影の山道でほっと一息◆ ◆千足峠からの急登◆
午前9時過ぎ,総勢40名で中央線の四方津駅を出発しました。
今回は,視覚障害に関する情報誌の担当者2名が,取材のため最初から最後まで参加者と行動を共にしました。
朝から日差しが強く,軽い準備体操をしただけで,「もう汗をかいた」という声が上っていました。 駅から30分ほど歩いたところにある神社から山道になり,しばらくは岩が露出していて少し歩きづらい道でしたが,そこを過ぎると柔らかい土の歩きやすい道が続きました。
半分くらい登ったところで,登山道のすぐ近くに舗装された立派な林道が現れましたが,工事中なのか車は1台も通りませんでした。
しばらく歩いて,林道を横切るころに靴のソールが剥がれてしまった人がいましたが,多くのメンバーが結束バンドやテープを持って取り囲み,しっかりと手当をした結果,そのまま最後まで歩きとおすことができました。 さすがの対応力です!靴の修理の間しばらく休憩になり少し遅れていたメンバーも合流しましたが,その中に蜂に刺されたという人がいました。 幸い軽い症状で安心しました。体調不良の声も時おり聞えてきました。
全体に歩くペースも遅くなりがちで,午後1時過ぎに高柄山の手前の小さなピークで昼食を取りました。 空腹が辛くなってきたころなので,リーダーの判断に感謝です。
昼食後何回か上り下りを繰り返して,ようやく高柄山山頂(733m)に到着しました。 赤い屋根の小社が祀られていました。 狭い山頂で記念写真を撮るときは,並ぶ場所とか向きが決まるまでしばらく意見交換がありましたが,その甲斐もあってとても良い写真になりました。
帰りは千足峠から急勾配をジグザグに一気に下りました。 地図上では危険のマークが付いていて少し心配していましたが,足元がしっかりしていたお陰で全員スムーズに降りることができました。
千足の集落についたときはほっとしましたが,四方津駅まではそこから1時間くらいかかり,吊橋や田園風景などを楽しみながら歩きました。
情報誌担当者の方は終始熱心に取材を続けられ,その対応も詳しく丁寧でしたので,会の活動に対する理解が相当深まったのではないかと感じています。
標高はあまり高くない山ですが,小さな上り下りが繰り返される歩きがいのある山行でした。山行担当の皆様,参加された皆様,お疲れ様でした。(R.C 記)
◆高柄山頂上で「ハイチーズ!!」◆ ◆頂上からの下山は余裕です◆
◆千足峠からの急な下山道◆ ◆千足集落はもうすぐ◆