2018年7月 定例山行報告

会津駒ヶ岳(2133m)、湯ノ倉山(1343m)・G3 : 7月7日(土)〜8日(日)

天候:[1日目]曇り、[2日目]晴れ後一時雨

参加:20名(視覚障害者7名,健常者13名)

コースタイム概略 : 
[1日目7月7日(土)]
前日池袋駅(22:00)→<貸切バス>→(2:30)しらかば公園キャンプ場(湯の花)(6:00)→<貸切バス>→(6:55)滝沢登山口駐車場(7:05)・・・(7:10)取付き・・・ (8:55)水場広場(9:10)・・・(10:50)駒ノ小屋(11:05)・・・(11:30)駒ヶ岳山頂(11:40)・・・(12:00)駒ノ小屋・昼食(12:40)・・・(14:15)水場広場(14:25)・・・(15:15)休憩(15:20)・・・ (16:05)取付き・・・(16:15)滝沢登山口駐車場(16:20)→<貸切バス>→(16:40)民宿「たきさわ」泊
[2日目7月8日(日)]
民宿「たきさわ」(8:00)→<貸切バス>→(8:45)駐車場・・・<林道>・・・(9:05)登山口(9:10)・・・(9:30)湯ノ倉山コース分岐(9:40)・・・(10:30)休憩(10:35)・・・(11:05)分岐(11:10)・・・(11:50)湯ノ倉山・昼食(12:30)・・・ (13:20)休憩(13:30)・・・(13:55)登山口…<林道>・・・(14:15)駐車場・・・(14:20)湯ノ花温泉・入浴(15:00)→<貸切バス>→(19:30)池袋駅・解散

写真にカーソルをあててください。写真の説明の文章が表示されます。

◆会津駒ヶ岳の登山口手前の駐車場◆ ◆会津駒ヶ岳山頂で集合写真◆
◆駒ノ小屋に戻って昼食タイム(その1)◆ ◆駒ノ小屋に戻って昼食タイム(その2)◆
夜の池袋に集合し、雨の中、仮眠をするため南会津町のしらかば公園へ向かうバスの車内では天候の心配が聞こえました。
仮眠を終えた早朝5時、何とか天気は持ちこたえています。 車で本日の目的地、会津駒ヶ岳の登山口に到着し、ショート・ミーティングの後登山開始です。
7月初旬でレインウエアを着ると蒸し暑く、天候に応じてこまめにウエアリングで調整します。 雨の影響で倒木に立派なキノコが生えている、しっとりとした樹林帯の中の登山を楽しみながら高度を上げていきます。 周りの稜線と同じくらいの標高になり、樹林帯を抜けた頃にはすっかり雨は上がっていました。
実はここからが大変でした。 木道が雨で滑りやすい上に、激しく経年劣化していたのです。 時折咲いている高山植物を写真に収める余裕もありません。やっとの思いで到着した駒の小屋で小休憩の後、ようやく山頂に到着しました。
集合写真を撮ったあと、駒の小屋でお弁当を食べて下山します。 前日の睡眠時間が短かった上に足元が悪く、更に登りでの疲れも溜まっているため、慎重に時間をかけて下山しました。
翌日は湿原歩きの案もありましたが、予定通り大嵐山登山決行となりました。 最初は短い林道歩きの後、沢沿いの道を登って行きます。 途中、何度か短い渡渉がありましたが、視覚障害者の方は渡渉点のどこの岩に足を乗せれば良いか分からず苦労されていました。
沢沿いといってもその日は無風で厳しい暑さの中、黙々と高度を上げていきます。 稜線まで上がった時に吹き抜けた風がこの日最大のご褒美でした。
大嵐山山頂と湯ノ倉山の分岐に差し掛かった時、リーダーで会議を行い山頂まで行かずに湯ノ倉山経由での下山となりました(この判断が後で吉と出ます)。
湯ノ倉山まではクッション性の高い快適なトレイルです。
山頂でお昼を頂き、下山に取り掛かります。ここからがなかなかの悪路で、滑りやすい粘土質の急こう配が数カ所ありました。 下山してちょうどバスに乗り込んだ所で激しい通り雨に打たれます。 山頂に向かっていたら雨の中での下山を強いられ、滑りやすい道で泥だらけになっていたかもしれません。 ほっと胸をなでおろし、湯ノ花温泉に浸かり帰路につきました。
リーダーや担当の皆様、ドライバーのSさん、初参加の私を快く迎えて頂いた参加者の皆様にお礼申し上げます。 また次回も参加させて頂きたいと思います。(T.S 記)
◆駒ノ小屋に戻って昼食タイム(その3)◆ ◆駒ノ小屋を後に木道を下る◆
◆樹林帯の中を滝沢登山口を目指す◆ ◆湯ノ倉山山頂で集合写真◆