2018年5月 定例山行報告

サポート初心者講習会 相模嵐山(405.9m)・G1 : 5月13日(日)

天候:曇りのち小雨

参加:38名(視覚障害者10名,健常者28名(内会員外3名))

コースタイム概略 : 
(9:20)相模湖駅(9:30)・・・(9:45)相模湖公園・基礎訓練(11:00)・・・(11:20)相模嵐山登山口・・・(11:50)急斜面上広場(12:00)・・・(12:10)相模嵐山頂上・昼食(13:00)・・・(13:20)一番橋・・・(13:35)二番橋・・・(13:36)三番、四番橋・・・ (13:38)休憩(13:43)・・・(14:02)五番橋・・・(14:05)六番橋・・・(14:20)雨具装着(14:25)・・・(14:28)七番橋・・・(14:38)プレジャーフォレスト入口(14:45)・・・(15:15)相模湖公園・ミーティング(15:30)解散

写真にカーソルをあててください。写真の説明の文章が表示されます。

◆基礎講習前のミーティング◆ ◆山道に入り実地訓練開始◆
◆登山道を外れた急斜面での訓練◆ ◆立ち木に掴まって登るところも◆
私は2月に入会し、まだ六つ星での山行経験がないまま、今回のサポート初心者講習会がデビュー戦となりました。
天気は曇りのち雨でしたが、雨具をつけるタイミングや指示など、雨対応のケーススタディには丁度よかったなと前向きに考えましょう!
さて、講習はまずサポート紐のつけ方からですが長さや左右分岐の調節うまく行かず早速何度かやり直しです。 事前に長さと結び目の調整しておくべきだなとか、取り付けた後はザックが開けにくいので上側はカラビナがいいな、など、実際にやってみると小さな発見があるものですね。
その後の相模湖公園での初の歩行訓練では、受講者は皆、最初は緊張していました。 複雑な段差や飛び石の通過は声がけとサポートされる側の歩行タイミングがうまく合わないなど想像していたより難しかったです。
またアイマスクをつけた体験があり、やはり登りより下りの方が怖いな、といった気付きがありました。
そして、いよいよ嵐山で実体験に移りましたが、こちらではサポートされる方がベテランだったせいでしょう、かなりスムーズにゆきました。 サポートされる方の吉本興業ばりのトークに吹き出しながらも注意すべきところはきちんとアドバスをいただき、緊張感もとけて修行の様な感じがなく、大変楽しく山行できました。
今回から取り入れたという受講者と指導者の師弟関係は固定してサポートされる方がローテンションで入れ替わる。 そして前サポートと後サポートは交互に入替というやり方は合理的でよかったと思います。
15時頃、サポート訓練山行は無事に終わり相模湖公園でクロージングミーティングを行った後に更に駅前縦走に楽しく参加させていただきました。
最後に今回のサポート講習を企画し運営してくださった主催者の方、指導者の方、練習台となっていただいた障がい者の方、有意義な機会を与えていただき有難うございました。
これに限らず、六つ星の活動はいつも万全の準備とPDCAの効いた運営で素晴らしいです。 また、バリアフリーからは程遠い山道を障がい者の方が平然と行く姿に驚きながらも、このレベルになるまできっと色々と努力されたんだろうなあと感心した一日でした。
今後は実際の山行に参加し、スキルアップをしてゆきたいと思いますので引き続きよろしくお願い致します。(K.M 記)
◆急斜面上の広場で休憩◆ ◆相模嵐山頂上で集合写真◆
◆狭い橋を渡る訓練◆ ◆四番目の橋を渡った後の広場で休憩◆