2017年5月 定例山行報告

サポート講習会・相模嵐山(406m)・G1+ : 5月14日(日)

天候:曇り

参加:45名(視覚障害者9名,健常者36名(内会友10名))

コースタイム概略 : 
コース:新宿駅・ホリデー快速富士山1号(8:14)=(9:09)相模湖駅・点呼&班分け(9:30)・・・(9:45)相模湖公園・基本練習(11:05)・・・(11:25)相模嵐山登山口・・・ (11:53)急斜面上広場・休憩(11:58)・・・(12:15)相模嵐山頂上・昼食(12:50)・・・狭い橋通過練習・・・(13:48)小さい広場・休憩(13:53)・・・(14:40)プレジャーフォレスト入口・休憩(14:50)・・・ (15:30)相模湖公園・成果&反省会 (15:50)(成果&反省会後に解散)

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◆サポート方法の説明を受ける◆ ◆水路のふちを狭い道に見立て歩き方の訓練◆
◆飛び石を渡る訓練◆ ◆水路を複雑な道に見立て通過する訓練◆
◆講習会概要
前日に降っていた雨も夜中には止んで、朝から過ごしやすい天気になりました。
まずは相模湖公園でサポート紐をザックに取り付ける方法を学びました。視覚障害者の方が握ったときの滑り止めになるコブの位置などは視覚障害者それぞれの好みにあわせて調整する必要があるとの事でした。
その後、全員での声だし、自己紹介を経て、各班に分かれて、前後サポーターの役割説明、段差や階段や細い道の歩き方などの基礎講習を受けました。
そしていよいよ嵐山登山道での実践訓練。滑りやすくて幅が狭い木橋の渡り方など何度も繰り返し練習しました。 前日の雨の影響で道は滑りやすかったが、ベテラン健常者と経験豊富な視覚障害者のペアーは、周囲や足元の状況を的確な指示で伝えながら阿吽の呼吸で歩を進めていました。
◆感想
実際にサポートを経験できたことは非常に有意義だったと思うが経験豊富な視覚障害者を相手にサポート練習して役に立つのか疑問に感じました。
登山道を歩くのに邪魔になっていた枝を折ったり、おしゃべりに夢中になって視覚障害者への適切な指示を出さなかったりしていたベテラン健常者がいたことは非常に残念に思いました。
◆要望など
視覚障害者と接することが初めてという受講生もいると思う。 日常生活で視覚障害者を手引き誘導する方法についての資料や講習についても検討してほしい。
また、経験豊富な視覚障害者より初級中級レベルの視覚障害者の方と講習を受けた方が実践的なスキルが身につくと思う。 検討してほしい。
(A.T 記)
◆登山道で岩場を通過する訓練◆ ◆相模嵐山頂上で集合写真◆
◆狭い木橋を渡る訓練◆ ◆公園に戻り成果と反省を話し合う◆