2016年5月 個人山行報告
鍋割山(1273m)・G3 : 5月28日(土)
天候:曇り時々晴れ
参加: 17名(視覚障害者5名,健常者12名)
コースタイム概略 :
小田急・新宿駅(7:21)=(8:36)渋沢駅(8:46)→(9:01)大倉バス停(9:20)・・・<後沢乗越経由>・・・(13:00)鍋割山(13:50)…<金冷ノ頭経由>・・・(17:30)大倉バス停→渋沢駅=新宿駅
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晴れの予報だったが、一日中、曇りで、時々薄日がさす日和。
今年の5月後半は30度に近い日が続いたので、日ざしがないのはむしろ歓迎である。 今回は9月に登る北岳の準備山行なので、登り、下りともややきつめの、標準で7時間30分、標高差1000mのコースを設定。 サポーターは当初は申込みが少なくて心配したが、個別にお誘いもして、最後は担当二人がサポートをせずにトップとラストを歩くという余裕のある体制で臨むことができた。 9時20分、大倉バス停をスタート。初めの2時間はゆるやかな林道歩きで、広い河原のある二俣へ。 せせらぎの音が快く、新緑が目にしみる。ここから山頂までが急な登り。岩に掴まって登るような危険個所もあり、慎重に登る。 準備山行なので、トップは「きつめのスピード」を心がけて、数回の小休止だけで一気に登り、標準時間通りで山頂に到着。 遅れた人はなく、息が乱れた人が一人か二人あっただけであり、皆さん、足は強いようだ。 山頂で昼食。鍋割山荘の名物「鍋焼うどん」(1000円)を食べる人も。 50分の休憩でスタート。ここからは尾根伝いの緩やかな登り下り。 林間を気持良く歩いて、2時間で金冷ノ頭(キンヒヤシノカシラ)に至り、大倉尾根(塔ノ岳から大倉に至る丹沢のメインルート)に合流。 いわゆるバカ尾根と言われるこの尾根は、急な階段や滑りやすい砂利道が続く、やや北岳に似た難路。皆の少しスピードは鈍ったが、順調に下りて、標準より40分遅れで大倉バス停へ。 ただし、途中で石を踏み外しももの筋肉を傷める方がいて、サポートを含めて数人は更に1時間遅れでバス停に着いた(打撲のみで大事には至らず)。 その他、話題二つ。 @今はツツジの季節。鍋割山周辺ではだいだい色のヤマツツジが、大倉尾根ではピンクのミツバツツジが多く、いずれも満開で記憶に残った。 A丹沢では「ヒル」が増えているので、要注意。私達も林道脇の草むらには近づかないように注意して歩いた。 活動期は4−11月、最盛期は6−9月とのことである。 |