快晴のもと、全員で白銀の雪山を満喫した。 一日目は縞枯山を越えて展望台までを往復。いきなり急斜面の直登が始まり、30分で山頂。ちょっときつかったが、そこから展望台まではゆったりとした道。雲一つない青空を背景に真っ白な雪をまとう雑木の枯れ枝が日を浴びて輝き、針葉樹の葉の先からは30cmほどのツララが下がっていた。アイゼンがよく効き、久しぶりに雪を踏みしめる感触が、何とも言えず、気持よし。縞枯山荘泊。足先が冷えて、なかなか寝付けなかったが、外は三日月と満天の星。 |
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二日目は横岳へ。6時50分スタート。全員、快調に登り、8時には横岳山頂へ。昨日は少しもやがかかっていたが、きょうの展望はばっちり。南アルプス、中央アルプス、御嶽山、北アルプス、浅間山、両神山などが望めた。特に北アルプスの展望はすばらしく、槍穂、鹿島槍、五龍、白馬、その背後に剣など、横に長く連なる北アルプスの全山がくっきりと望めた。氷点下12度位だったろうか。写真機が寒さで動かず、この絶景を写せないのが残念。帰路はロープウェイに乗らずに下まで歩く。10時30分、バス停着。 | |
参加者12名(うち視障者4名