2009年 3月 会山行報告

北八 縞枯山(2402m)・北横岳(2480m) ・
 G3 ・ 3月7日(土)-8日(日)

天 候 : 1日目は快晴、2日目も薄日

参 加 : 13名 : 視覚障害者 5名  : 晴眼者 8名(会友 1名)

コースタイム概略 : 

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◆ 縞枯山荘にて。 ◆ 縞枯山頂。

 1日目は快晴、2日目も薄日のさす登山日和。2日間とも、近くに八つ岳、遠くに北アルプス、木曾御岳山、中央アルプス、南アルプス、浅間山の大展望を満喫した。

 1日目、まずはロープウエイで標高2200m地点へ。10分で宿泊予定の縞枯山荘。ここから縞枯山へ。アイゼンでさくさくと真っ白な雪を踏みしめて出発。足裏の雪の感触が快い。すぐに樹林帯の急登が始まり、約1時間で山頂。ぱっと視界が広がり、純白の雪が目にしみて、まぶしい。木の枝には雪で出来た幅5cmほどの「海老のしっぽ」がキラキラと輝いている。無風の樹林帯を抜けて急に風が強まり、寒くなった。マイナス8度とか。一休みの後、尾根伝いに展望台へ(往復40分)。初めは「五辻」を回遊する4時間のコースを予定していたが、踏み跡がなかったために元の道を山荘まで戻ることとした。なお、この日は、視覚障害の参加者1名が山荘でスノーシュー(2000円)を借り、展望台から山荘までの歩行を楽しんだ。

 夜は大きなこたつに足を突っ込み、9時頃まで談笑。外は月明かり。トイレの手洗いの水は凍っており、手は雪で洗わねばならなかった。
 2日目は北横岳のピストン。7時にスタートしロープウエイの駅へ11時30分に帰着。ここからロープウエイの下を行く登山道をバス停まで下ったが、前方に北ア、南ア、眼下に蓼科・茅野の町を望みながらのゆったりした下りで、たいへん快適だった。茅野行13時10分発のバスに乗車。



◆ 縞枯の樹氷。 ◆ 八ヶ岳主峰の赤岳。