2013年11月 定例山行報告

扇山(1,138m)&百蔵山(1,003m)・G2+ :
 11月10日(日)

天候:曇り

参加: 27名(視覚障害者8名(内会友1名),晴眼者19名(内会友3名))

コースタイム概略 : 
新宿駅(6:55)→(8:23)梨の木平(8:50)・・・(9:27)水場(9:35)・・・(10:30)扇山(10:55)・・・(11:50)カンバノ頭(11:57)・・・(13:00)百蔵山(13:34) ・・・(14:46)百蔵山登山口(14:54)→(18:00)新宿駅

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◆扇山梨の木平出発前◆ ◆扇山へ登山中◆
前日昼の天気予報では、雨が降り突風が吹くとなっていたため実施を心配していたが、夕方に雨の降り出しが2時以降に変わったので決行した。
Tさんのバスで新宿を予定より5分早く出発する。悪天候を心配してか道は空いている。バスの中で今日は予定通り2山縦走しますと宣言する。
梨の木平には予定より40分も早く到着。声出し、班毎の打合せをして出発する。
紅葉の登山道をゆっくり登る。静かな山歩きで他の登山者の姿を見ない。 水場で休憩をいれただけで山頂に到着した。
風が強く天気も心配なので、 20分の休憩で行動食をとってもらい出発する。扇山の下りは急降下で尻餅をついている人もいたが足がそろい無事に宮谷分岐に着く。
一息いれて歩き出すと登山道の脇にリンドウが咲いている。薄日が射してきて、もう雨の心配はなさそうだ。
百蔵山への最後の登りは急登だったが皆元気良く歩いていく。
山頂の広場は展望が良い。 富士山こそ雲で見えなかったが、対面の山が紅葉に色づいてとてもきれいだ。
昼食休憩の後、集合写真を撮る。下山は歩きやすい道だ。 百蔵山登山入口にはTさんのバスが待っていてくれる。
コンビニで飲み物を仕入れて中央高速に乗る。 楽しい宴会が始まり、体験参加の方の感想を聞いた後、皆歌ったり、お話をしたりにぎやかな車中だ。 事故渋滞にひっかかったが、その時間も気にならない程だった。 新宿に到着して解散。
天気がもち参加者の足がそろったので楽しい山行ができた。
(K.A記)

私は、小学校時代の同級生の六つ星所属約10年のO君よりこの会を紹介され、8月のヘビ沢ウォーターウォーキングに体験参加しました。 その時のこの会の印象は山の知識の豊富なベテランばかりの玄人集団という物でした。
そして、早速9月に入会して、今回が入会後最初の六つ星山行で、初めてのサポートとなりました。 初めてといっても前回見かけた人が何人もいましたし、O君もいたので心強いものでした。
そして、今回は髭顔武闘家のO君の意外な一面も見せてもらいました。今回の彼は意外にもいじられキャラで、Tさんとの楽しいやり取りのお蔭で、雰囲気は最初から笑いが多いとても楽しい山行でした。
私の3班では、サポート役をローテーションさせていました。初めてのサポートはAさん。 最初は後ろからのサポートでしたが、一言二言のサポートしか出来ませんでした。 次にいよいよ初めての前でのサポート。何を助言しながらサポートするのかを教えて頂いてから歩き始めました。 しかし、Aさんは後ろのサポートのTさんとお酒飲み談話で大盛り上がり。なかなかサポートのための言葉をはさむ余地もなく、最初はほとんど発言もしないで上りを歩いていましたが、 しかし、しまいには私もお酒飲み談話に加わる始末。イヤー本当に楽しい(本当はこれではいけない)サポートの初体験でした。
次はIさんをサポート。少し慣れてきて前をサポートする時も色々とサポートのための発言をはさみながら、前後の方々と雑談もしながら快調にサポート。 しかし、前をサポートする時の百蔵山へ向かう途中の急な下りでは、下りのサポートの難しさを痛感しました。 木の根が複雑に出ている所では「足元悪いです。」と言葉を発するのが精一杯。サポートは経験が必要な事を実感しました。
3人目はHさんをサポート。この方のサポートは一番楽でした。サポートする時、最初に「適当にサポートしてもらえれば私は大丈夫」と言って頂いたのを鵜呑みにして、 サポートのための発言はほとんどしないで雑談しながらの楽しいハイキングを満喫させて頂きました。
恐るべし六つ星。真面目な面を表に出す玄人集団の時と技術力は隠して笑いいっぱいの玄人集団の時の両方の顔を持っていました。
そして視覚障害者の方々は、私が考えるより器用に上手に歩いていましたが、私もより的確なタイミングでより的確な表現で助言サポートできるように今後工夫してまいりたいと思います。
新宿で反省会(飲み会)をして帰りましたが、楽しい1日はあっという間に過ぎました。
視覚障害者の方も健常者の方も良い方ばかりで楽しい1日を過ごさせて頂き有難うございました。
(N.S 記)
◆扇山頂上で集合写真◆ ◆大久保山付近を縦走◆
◆ガンバノ頭付近を縦走◆ ◆百蔵山頂上で集合写真◆