天候: 雨
参加: 25名(視覚障害者6名,晴眼者19名(内会友1名))
コースタイム概略 :
奥多摩駅・集合8:50(9:10)・・・(9:30)羽黒三田神社(9:40)・・・(11:50)三ノ木戸山付近・昼食(12:15)・・・
林道(山道入口)(13:45)・・・(14:05)羽黒三田神社(14:10)・・・(14:20)羽黒三田神社参道入口・解散
※電車事故により集合が遅れバスに乗り遅れたため、石尾根から六つ石山に登るコースに変更
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JR青梅線の人身事故発生により、メンバー25人(予定26人から1人不参加)が奥多摩駅に顔を揃えたのは集合時間から約30分遅れとなり、
乗車予定のバスは既に発車していた。 駅でのミーティングで、担当リーダーから山行ルート変更が告げられた。生憎の雨降りと登山口・大沢へのバス移動遅れから、予定した山の神尾根、 狩倉山からの六つ石山ルートを取止め、石尾根から直接六つ石山に登ることとなった。 羽黒三田神社で安全祈願の後、3班編成25人は元気に六つ石山を目指し出発した。 林道からの登山道入口に「熊注意」の警告があり、気を引き締め登山道に入った。かつての集落跡を示す石垣を過ぎると、 集落守護神を祀る小さなお堂が我々を見送ってくれた。 明るく開けた稜線に出て休憩をとる。雨は時折小降りの気配を見せつつも、止む気配はなかった。 尾根本道は先日の台風で落ちたと思われる大量のどんぐりや細かな杉枝を踏みながら進んだ。 所々で大小の折れ枝が進行を妨げた。更に坂道となった本道は沢の様相を呈し、やむなくの迂廻路では木の根が縦横に張り出す滑りやすい悪路に悩まされた。 六つ石山頂上まで残り30分となる岩のある休憩地で、担当リーダーから此処での昼食と引返しが告げられた。 見え隠れする頂上付近は視界も悪く、更には忍び寄る寒さとメンバーの疲労状況から、私は無理をしない適切な判断と歓迎した。 雨の中での昼食を早めに済ませ、来た尾根道を慎重に戻った。 羽黒三田神社到着時はメンバー全員にホッとした様子が窺えた。神社での解散式後、温泉グループと帰宅グループに分かれそれぞれ移動を開始した。 私は六つ星入会6回目で、本格雨山行と電車事故による集合遅れを初めて経験した。 想定外に対する山行担当の冷静な判断と雨天時の山行経験は、これからの山行に貴重な教訓を残してくれた。 (N.M 記) |