天候:小雨
参加: 22名(視覚障害者7名,晴眼者15名)
コースタイム概略 :
秩父白久駅(9:40)・・・見晴らしの良いところ(11:20)・・・城山(12:00)・・・(12:15)林道(12:45)・・・
寺沢集落(13:20)・・・弟富士山(14:15)・・・カタクリ群生地(14:25)・・・(15:00)武州日野駅
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森の妖精カタクリの花を求めて、秩父の里山、城山〜弟富士山への山行。 天候は曇りのち雨の予想でしたが、すでに家を出る頃より小雨模様の寒い朝でした。 池袋駅6時45集合、快速急行で出発、途中駅での合流もあり白久駅に9時過ぎに到着する。 今日の参加者は22名、班分けを行いNさんのかけ声でストレツチを行い出発する。 今回私は2班でTさん班長、Iさん、Mさん、Mさん、Kさん、Sの6名で白久駅を歩き出す、 心配した雨は大丈夫でしたが山はガスがかかり何も見えない状態でした。 秩父線の踏切を渡り見ごろになっている梅を見ながら杉林の中へ入って行く、鬱蒼とした感じで天候のせいもありぱっとしない感じです。 城山(648m)を目指し杉木立の急登を行く。標高は高く有りませんが登り下りが連続する木の根、石ころが混じりあい雨で滑り易い登山道、 視覚障害の方には登りにくい尾根でした。 登山は安全第一、登山道の状態に注意しつつゆっくり登って行きます。 途中独特な恰好をした樹木が皆の注目を浴びていました、微妙にねじれ根本に空間を持った感じが樹齢を物語っていました。 視覚障害者の方もその様子を感じ取って貰えたようです。 それにしてもこの尾根は登り下りが多い、標高はほとんど上がっていない感じです。 「普通だと小さなアップダウンは巻道があるんだけどな!?」というのが全員の意見でした。 途中よりMさんの後を補助しながら登っていましたが、補助のポイントとタイミングを掴むには経験が必要と感じました。 ガスが濃く墨絵の中に杉林だけが左右に浮かんでいる様で何か幻想的な印象です。 登りだして2時間強、やっと城山頂上、そこはかっての熊倉城跡でしたが今は杉林のみで頂上らしさは有りませんでした。 頂上より僅かの下りで武州日野駅に続く林道に到着、林道脇に広場も有り昼食には最適でした。 昼食後、弟富士山を目指し林道を下って行く、遊歩道を交え、里山風景を楽しみながらしばし下ると人家も現れてくる、弟富士山は何処?という感じです。 林道脇の草むら「弟富士山経由武州日野駅まで1.8K」この指導標を見逃すと、ちょつと判らない感じでした。 急登の階段をしばし登ると弟富士山(386m)に到着です、写真タイムと小休止の後お目当てのカタクリの花群生地へ向かいました。 群生地は頂上より少し下りた斜面にあり、時期的に少し早いかなと思っていましたが意外にも盛りを過ぎた感じです、しかし皆さん良いポイントを探し撮影を楽しんでいました。 群生地を僅かに下ると武州日野駅の近くです、しかし今日のおまけポイント武州日野駅の裏手に廻ると大当たり!カタクリの花真っ盛り、群生地も大きく見応えがありました。 駅に続く桜の木はこれから満開を迎えそうです。 少し寒い日でしたが早春の里山を満喫しました、山行リーダーの皆さんありがとうございました。 (H.S記) |