天候:快晴
参加: 30名(視覚障害者7名,晴眼者23名(内会友3名))
コースタイム概略 :
軍畑駅(8:58)・・・(9:30)高源寺(9:35)・・・(11:13)常福院・昼食(11:58)・・・(12:06)高水山(12:10)・・・(13:00)岩茸石山(13:10)
・・・(14:05)惣岳山(14:20)・・・(16:25)御岳駅
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快晴の軍畑(いくさばた)駅に集合、声出しのあと出発。 車道脇の歩道をゆくが、緩やかな登りに加え天気の良さもあり、着込んできた冬着に汗をかく。 高源寺の脇で衣類調整、敷地に蝋梅(ロウバイ)の木が1本あり、黄色い花を咲かせていた。 代わる代わる芳香を楽しみ、春の気配に感激。カワセミを見た人もいるらしい。 さらに進み、いよいよ登山道へ。杉林の中、木の根っこを慎重に超え歩きます。木の橋や小さな渡渉もあり、変化を楽しめるコースです。 さらに進み10時頃、急登の北斜面を前に、リーダーの指示によりアイゼン着用。それぞれ平らな場所を確保しながら念入りに着けましたが、 慣れている人や家で練習してきた人はやはり早かった。事前準備の大切さを感じました。 ところどころ凍った雪を踏みながら登り続け、尾根に到着。眼下には都内が一望でき、遠く東京スカイツリーの姿も見えました。 11時13分、高水山山頂手前の常福院に到着。大きなあずま屋やベンチもあり、思い思いに陣どって昼食を。 周囲は一面雪で真っ白、かわいらしい表情の狛犬さんのいる神社にお参りするときも、ザクザクと雪を踏み歩きました。 昼食後はわずかな距離を登って、高水山山頂に無事到着。記念写真を撮って次なる頂を目指します。 途中、惣岳山への巻き道があり、「こっちへ進んだら高水“二”山」になっちゃうね」と話しながら岩茸石山を目指します。 「イワタケイシヤマとはまた面白い名前だね」「岩と石の間にマツタケが生えていたら良いのにね」などと話しながら進むと、 確かに名前の通り岩や石もあり、残った雪が凍結している所あり、雪が溶けて泥んこの“おしるこ”状態の道あり。 さまざまな足裏の感触を楽しみ、岩茸石山へ。 展望が良い山頂(793m)からは奥武蔵の山々が見渡せ、詳しい方から山の名前を教えてもらって、しばし登頂の喜びに浸りました。 続いて、惣岳山を目指しスタート。いったん下った後、その後の登りでは急な岩場も登場。一歩一歩、慎重に進み、ついに惣岳山山頂(756m)へ。 展望はありませんが、青渭(あおい)神社の立派な社殿があり、ここまでの無事を感謝しお参りしました。 休憩後、この先また凍結カ所があるとのことでアイゼンを着用。みんなだんだん慣れてきて装着に時間がかからなくなりました。 ここからは延々と下り。雪の残る場所を無事通過、アイゼンを外すとなんと足の軽いこと。 もうひとがんばりと自分を励ましながら、夕闇せまる下山道をひたすら進み、 16時25分、 御岳(みたけ)駅に無事到着しました。 最後になりましたが、入念な事前準備をして下さったリーダーのKさん、直前の下見をしていただきアイゼン装着の的確な指示をいただいたOさん、 Mさん、本当にありがとうございました。 (W.T記) |