天候:晴れ
参加: 22名(視覚障害者6名,晴眼者16名(内会友1名))
コースタイム概略 :
10月13日 新宿(16:10)→(21:00)中ノ湯登山口・テント泊
10月14日 登山口(6:10)・・・(7:35)旧道分岐(7:45)・・・(9:30)焼岳頂上(9:50)・・・(11:35)旧道分岐(11:50)・・・登山口(13:40)→(20:30)新宿・解散
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午後4時という、何時もの朝の静かな待ち合わせ場所とは違う、賑やかな新宿駅南口に集合し、途中諏訪のサービスエリアで夕食を取り、登山口上の広場に午後9時に到着、バス車内とテントで寝る人に分かれ、翌日に備え、早めに横になりました。 朝早くから行動されていた方もおられたようですが、朝食、テント撤収の後片付けの後、6時過ぎに、頂上に向けて歩き出しました。 他の車も停まっていましたが、すでに出発したのか、あまり人に会わずに樹林の中を登って行きます。 少し早い紅葉の木々を眺めながら、2時間程歩くと、旧道との分岐を超え、広場に着きました。 ここで、噴煙を上げる焼岳山頂が見えるようになり、道も岩稜帯へと変わって行きます。 前後のサポーターの方の指示をしっかり聞きながら、確実に足を出して行くと、硫黄の臭いが頂上の近いことを教えてくれます。 最後のトラバースを超え、少し登ると、大勢の人で賑わう頂上に着きました。 天気にも恵まれ、頂上からは、南・中央・北のアルプスを一望でき、近くでは、地響きのような、噴煙を上げている音も聞こえます。 眼と耳と体で、生きている山を体感し、しばしの写真タイムの後、来た道をゆっくりと下って行きます。 岩場の下りに加え、他のグループとの擦れ違い、写真を撮りながらの班など、班ごとにそれぞれのペースで広場へと戻って来ました。 ここから望む頂上も、朝とは違う表情を見せており、またまた写真タイムです。 最後に樹林のなかの下りになりますが、疲れも出てきたためか、登りには気にならなかった、樹の根や、樹の階段がきつく感じます。 視覚障害者の方の中には、足を引きずりながら下られた方もおられたようですが、予定の2時までには、出発した広場へ戻って来ることができました。 東京への高速道路も、予想よりは空いていて、20時半には、新宿に帰って来ることができました。 今回は、体験参加者1名、初参加者3名と、多くの新しい方に参加していただき、皆様のおかげで、すばらしい山行を行うことができました。 ただ、多くの人たちと擦れ違う中で、全体が長くなってしまい、無線などの全体の状況を把握する手段を持たなかったことで、後ろの班の状況が判らなくなってしまったことが反省されます。 (M.I記)) |