天候:晴れのち曇り
参加: 49名(視覚障害者16名(内会友2名),晴眼者33名(内会友13名))
コースタイム概略 :
(9:20)小宮駅集合 出発(9:55)・・・(10:15)多摩大橋南(河川土手入口)・・・(11:10)拝島橋南16号線横断トンネル・・・(11:25)古峰ヶ原(コブガハラ)園地入口(11:35)・・・(12:25)滝山城址公園中の丸・昼食及びイベント(14:20)・・・(14:30)本丸・・・(15:15)東秋川橋下(15:30)・・・(16:00)睦橋・・・(16:10)石川酒造前・・・(16:35)拝島駅・解散
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私は、5月13日、六つ星山の会山行の滝山城址講園へ参加させていただきました。 六つ星の山行はこれが初めてです、と言いたいところですが、その前に参加した相模湖での初心者講習会で、足首を痛めてしまい、山の道具のありがたさを痛感した一人なんです。 連休中にもかかわらず、山の会のベテランの方々に買い物に同行していただいたおかげで、記念すべき山道具デビューを果すことができました。 靴の感触はどうかな、山用の上下を着て歩く感覚は…と、期待と不安が入り混じったような状態でいざ荻窪へ。 偶然にも同じ六つ星の方に声をかけていただき、八王子行きの電車へ乗り込むと、いざ集合場所の小宮駅へ。 さすがに山靴を履いて、一人駅まで歩くのにはまだ慣れずにいたので、車中で時間があったのには、本当に助かりました。 晴眼者のサポートを受けながら、山靴がしっかりと足にフィットしたときのうれしさは人知れず、まるで遠足に行く子どものような感覚でした。 滝山城址公園までの道程は、まさにハイキングコースという言葉がぴったり当てはまるくらい歩きやすく、多少なりとも会話も楽しむことができました。 途中、ラジコン飛行機を飛ばす音に足を止め、少年野球の歓声など、久々にのどかな田園風景を満喫し、それと引き換えに睡魔にも襲われることに。 サポーターさんごめんなさい、と言いながらも、やはりこれには勝つことができなかったですね。といっている間に多摩川の河川敷を超えると、山靴の本領発揮と言わんばかりの険しい道へとたどり着き、 平坦な道とのギャップの差に翻弄されつつ、はあはあ息を上げながら公園へ到着したときの感動は、最高でした。 昼食をはさんでのお楽しみタイムは、ハーモニカ演奏に始まり、坊がつる賛歌を聴くと、山の会に参加している実感を改めて味わうことができ、僭越ながら私も楽器演奏に合わせて何曲か歌わせてもらいました。 久々に味わった歌声喫茶のような感覚は、日ごろのストレスや登山の不安を忘れさせてくれ、抹茶の温かさに心の安らぎと、昔懐しい寄宿舎のにおいを感じることができ、本当に充実した一日でした。 今回、サポートしてくださった方を初め、連休の忙しい中、道具の買い物に同行してくださった方、本当にありがとうございました。 せっかくの道具を無駄にしないためにも、これからも山行を続けていきたいと思います。 (T.H記) |