2012年3月 定例山行報告

三毳山(229m)・G1 : 3月25日(日)

天候: 晴れ

参加: 29名 (視覚障害者11名(会友1名),晴眼者18名(会友5名))

コースタイム概略 : 
池袋 7:00−(貸切バス)→8:00 南口広場 8:35・・・9:10 三毳神社 9:30・・・中岳 9:40・・・三毳の関所跡 10:05・・・10:45 三毳山 11:00・・・カタクリ群生地 11:30・・・11:50 下山口カタクリの里 12:10 →12:25 道の駅・昼食 13:10→大平山下駐車場 13:45・・・13:55 大平神社(参拝と休憩)・・・大平山下駐車場 15:00→池袋 17:00

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◆暖かな春の一日、三毳山ハイキングコースを行く◆ ◆三毳山ハイキングコースを歩いて管理センター前で◆
8時35分に南口広場を出発。
春の訪れを知らせる鶯の声が聞こえた。今日の山行が楽しくなりそうな嬉しい予感に心が浮き立った。
右に竹林、左に雑木林を見ながら、かなりの数の階段を昇ると、三毳神社の奥社に着いた。
そのあと中岳に向かう道では、パラグライダーの出発地から見えた筑波山の姿をみんなしばし眺めたり、蝋燭石やタチツボスミレの可憐な花を触る人もいて、里山歩きな らではの楽しさを味わった。
前後が離れるたびに、全員が揃うまで待ち、ゆっくりしたペースで進んだ。
三毳の関所跡を過ぎると、しばらく下りが続き、そのあと急登をひとがんばりして、10時45分に三毳山の頂上に到着。
山頂からは雪をかぶった真っ白な男体山が見えた。
多くの登山者で賑わう山頂をあとにして、急な階段をしばらく下った。
カタクリ群生地に着くと、1〜3分咲きのピンクのカタクリと満開の白いアズマイチゲがみんなを出迎えてくれた。
歓声を上げながらカメラにおさめたり、ゆっくり触ったりして、お花の観賞タイムは楽しく過ぎていった。
カタクリの里からバスで道の駅まで行き昼食。
また バスで大平山下の駐車場まで行き、そこから歩いて大平神社に参拝。
本殿の他に大小の祠が幾つもあり、みんなはしご参拝をして、ついでにご神石もなでさすりご利益を期待したが、「神様だって誰に何を頼まれたかわからなくなっちゃうね」と言う声も聞こえてきた。
残念なことにと言うよりも当然のこととして、セールスポイントの桜は1輪も咲いていなかった。
そして、希望者 9名が山頂に立った。
他の人は名物の大平だんごを食べながらゆっくり休んだ。
15時、バスは池袋に向かって発車した。
今回は好天に恵まれ、しかもカタクリの見頃時期ということもあり、団体登山者がとても多かった。
三毳山が知名度の高い山であることを思い知らされた。
ふく風もひんやりとはしていたが、真冬の冷たさはなく、山は春の表情を見せはじめていた。
今回はNHKラジオと点字毎日の同行取材があったが、いつもの六つ星らしさを発揮して、和やかで楽しい山行を実施することが出来た。
皆さんのご協力により順調に行動することが出来有意義な1日となった。
皆さん ありがとうございました。
Y.N記
◆三分咲きの可憐なカタクリの花が、我々を迎えてくれた◆ ◆下山口近くに水芭蕉も咲いていた◆