天候:晴れ
参加: 36名(視覚障害者13名(内会友2名),晴眼者23名(内会友5名))
コースタイム概略 :JR新橋駅・・・東京タワー・・・愛宕神社初詣・・・レインボーブリッジ・・・ゆりかもめ・お台場海浜公園駅
(歩程 6時間(休憩含む))
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JR新橋駅に集合し、8時40分にスタート。 読売新聞の取材が入ったために愛宕神社を後回しにして東京タワーに急ぎ、到着したのは9時30分でした。 ここで、取材の読売新聞の記者の方と合流。 東京タワーを歩いて登る階段の開門は11時でしたが、特別に鍵を開けてもらい登り始めました。 私は田舎の秋田より上京し40数年が過ぎましたが、東京タワーの階段登降は初めての事であり、浮き浮きしながらのサポートでした。 600段の登りを終え、第一展望台(高さ150m)に到着。歩いて登れるのはここまで。 素晴らしい冬晴れの雄大な景観が広がり、うっとりと見とれました。 また、Nさんが記者からのインタビューで「皆と和気あいあいと話し合えるこの会に入会して良かった」と話すのを聞いて感動しました。 下りも歩いて下りて、11時に東京タワーを出発。 15分で愛宕山へ。山上の愛宕神社に登る男坂の石段はたいへんな急勾配でした。 この石段は、曲垣平九郎が馬で登って徳川家光に認められ出世をしたことから「出世の石段」と言われていますが、これをしっかりとサポートをしながら登り、愛宕神社に初詣。 今年のお願いごとを祈りました。 東京タワー下の公園に戻り、木漏れ日の下で12時−13時に昼食。 そのあと、運河の傍を通ったりしながらレインボーブリジに向かい、入り口には14時に到着。 ずらりと並ぶ高層マンション群を左に見ながら高さ50mの海の上をお台場まで散策し、汗をながしました。 今回の正月山行は今迄の内容を変えての面白い企画で、百名山踏破を目指している自分にも新鮮味のあるもので嬉しく、楽しい時間を過ごすことができました。 今回の山行とは別ですが、昨年末に入会後初めて日本点字図書館の例会に出席し、Kさんから触地図をいただきました。 私にとってはじめて手にする地図で、当然の事ですが、何が何だかわかりません。 そのとき、「よし、点字を覚えよう」と発奮し、翌日、市役所に電話を入れて講習会の参加手続をうかがい、今年1年をかけて点字を習おうと決心しました。 こんなことを皆様に話しながらの1日でもありました。 この初詣山行は、「六つ星山」の頂上に立ったような興奮する山行で、私の今年の夢が叶いそうな予感がしました。 皆様いろいろ有難うございました。今後のご指導をよろしくお願いします。 (T.T 記) |