2011年2月 定例山行報告

長瀞アルプス 宝登山(497m)・G2 : 2月26日(土)

天候: 快晴

参加: 21名(会友2名)(視覚障害者7名,晴眼者14名)

コースタイム概略 : 
池袋駅(8:05) = (10:17)西武線長瀞駅(10:35) − (12:00)宝登山頂直下・昼食(12:30) − 宝登山(1240) − 林道(13:10) − 長瀞アルプス入口(13:25) − 小鳥峠(13:27) − 野上峠(13:34) − 天狗山分岐(14:15) − 万福寺(14:45) − 野上駅(14:57) 解散

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◆神社境内で身支度。◆ ◆途中の広場で一休み。◆
10時35分 長瀞駅前を出発。
舗装道路を15分ほど歩いて山道に入った。
宝登山を目指して、樹林帯の中の道を緩やかに登ること30分、私たちが歩いている道の左上の方に雪があるのを、みんなが見つけた直後に、春が近づいていることをしらせるような、野鳥の明るい歌声が聞こえた。
宝登山神社のそばまで来ると、蝋梅・マンサク・福寿草の協演が私たちを迎えてくれたが、主役はなんといっても蝋梅。
その甘い香りで心が満たされた。
昼食をとり、12時40分に山頂に着いたが展望は良くない。
山頂に別れをつげ、階段がある急坂を下り、林道を少し歩くと、いよいよ長瀞アルプス。
小さなアップダウンを繰り返して進む、約1時間の楽しい里山歩き。
しかし、花もなければ展望も良くないので、一人の参加者が「何もナイプス」とジョークをとばしたとたんに上り坂が始まり、すかさず「坂がアルプス」と言う人もいて、里山歩きならではの和やかさを実感した。
そのあと、万福寺を経て野上駅まで歩いた道には、紅梅や白梅が咲き、ほのかな香りが私たちを優しく包み込んでくれた。
14時57分、野上駅に着き解散した。
今回の山行は好天に恵まれた。
文句なしの快晴だったので、気持ちに余裕を持って行動することが出来た。
山の中でも麓でも、季節の花々が参加者の目と鼻を楽しませてくれ、お花観賞登山という感じだった。
そして、山は晩冬から早春へと移り変わるときの表情を見せてくれた。
今回の山行では、昨年の9月に読売新聞に掲載された記事を読んで初参加した晴眼者が、とても積極的、且つ意欲的にサポート体験をしてくださった。
また、メーリングリスト上で、晴眼者に「ご協力をお願いします」と呼びかけた結果、数名の方が参加してくださった。
楽しく1日を過ごし、無事に山行を終えることが出来心から喜んでいます。
深く感謝いたします。皆さん ご協力 本当にありがとうございました。
◆宝登山頂上での集合写真。◆ ◆蝋梅が甘い香りを放つ。◆