2023年5月 定例山行報告

名倉金剛山(なぐらこんごうさん)(456.4m)・G1: 5月28日(日)

天候:晴れ

参加:35名(視覚障害者15名(内、会員外1名),健常者20名(内、会員外1名))

コースタイム概略 : 
藤野(8:55)…名倉分岐(9:15)…包丁岩展望(9:40〜9:50)…葛原(とづらはら)神社(10:00〜10:10)…名倉金剛山(10:50〜11:00)…天神峠(11:30)…高倉見晴(みはらし)〈11:40〉…高倉山(11:55〜12:00〉…葛原神社 (昼食、12:25〜13:15)…園芸事務所(14:05〜14:15)…藤野駅(14:35着、ミーティング後解散)

写真にカーソルをあててください。写真の説明の文章が表示されます。

◆名倉金剛山へ◆ ◆高倉山へ向かう◆
◆葛原(とづらはら)神社にて◆ ◆藤野芸術の道にあるオブジェに触れる◆
藤野駅に集合した面々はすぐにヒル対策の塩水や薬剤の噴霧に夢中である。ほんとに出るのか?と思いつつチーフからの指示を守って、願掛けのつもりで靴やスパッツに塩水を吹きかける。
出発して相模川を大きな橋で渡ったあたりから芸術的オブジェが現れだす。石や鉄でできた円錐形、ドーム状、つぶれた球状などの組み合わせでいちいち解説文を読まないとなんだこれ?という感じ。 作ってからかなり時間が経過しているようだが管理はいい。でも理解不能。
奇怪な形状の包丁岩を遠めに眺めた後、葛原神社で小休止。ベンチがある広い空間で、あとで昼食休憩に使うありがたい場所となる。
駅を出てから1時間経過でやっと山道に入る。よく整備された落ち葉道だ。日差しがさえぎられるところではちょっと涼しい風が吹いて汗がひんやりする。 私のすぐ後ろは初参加の視覚障碍者なのでサポートさんが細かくアドバイスを伝えている。後で「緊張した」と話していたけれどなかなかうまく歩けていたみたい。よかった、よかった。
名倉金剛山にはわりと簡単に着いてしまい、頂上は狭いのですぐに下山を始める。 まもなく鳥の声が聞こえ、里に下りて一度舗装道路に出る。この後高倉山に向かい再度山道に入るのだが、なんと「ヒル大発生」の看板。5メートルも行くと「出たー」と大騒ぎになる。数メートル行くごとに「出たー、塩水塩水」の繰り返しで、これはたまらん。
高倉見晴しを通過して高倉山山頂に着くとみんなの希望ですぐに舗装道路に急ぎ降りる。1名ヒルの犠牲者が出た。腹減ったーの声を聴きつつ葛原神社まで戻る。ザックが下ろせて安心して昼食が摂れて良かった。
ルートを変更したからか予定より早く駅に戻った。絞られた体内水分を供給するため、駅前の飲み屋さんになだれ込む人、売店でビールを買う人お茶で潤す人、それぞれに一息ついてから家路に向かった。(R.M 記)
◆天体観測ができる?オブジェ◆ ◆芸術の道は続く◆