2022年10月 定例山行報告

棒ノ折山(969m)・G2プラス : 10月10日(月、祝)

天候: 曇り、一時雨

参加:21名(視覚障害者5名,健常者16名)

コースタイム概略 : 
飯能駅(8:05) → (8:43)小沢BS(9:04)・・・(9:48)小沢峠(9:52)・・・(12:00)黒山・昼食(12:30)・・・(12:56)権次入(ごんじり)峠(13:01)・・・(13:16)棒ノ折山・集合写真(13:26)・・・(13:40)権次入峠(13:45)・・・(14:16)岩茸石(14:20)・・・(16:37)さわらびの湯BS(17:07)→(17:53)飯能駅(解散)

写真にカーソルをあててください。写真の説明の文章が表示されます。

◆登山口手前で衣類調整休憩◆ ◆小沢峠に向け沢を登る◆
◆ちょっとした岩場を登る◆ ◆黒山頂上で昼食◆
前日の夜、寝るときは雨がシトシト降っていました。たくさん降って空がからになれ、と思いながらフトンに入りました。翌朝は雨が上がって、いつもより少し暖かく感じるくらいでした。
棒ノ折山は最初から最後まで薄い霧に包まれ、時おり静かな風が吹き通る、落ち着いた山でした。
さて行程の方は登りはスイスイ、下りはコワイ、でした。小沢でバスを降りて雨上がりの車道をしばらく歩き、小沢峠に向かう山道に折れてすぐ登りになります。 順調に進んで、途中の黒山でお弁当を食べ、頂上に登って記念写真を撮りました。
頂上からゴンジリ峠まで一旦戻り、そこから目的地のさわらびの湯までが本格的な下りになります。ここからは長くて太い湿った木の根が、滑り易いぬかるみの 中に浮いている、という状態が長く続きました。段差も結構あったし、ガレキみたいな石を降りる所もありました。
サポートする方もされる方も気を緩めないでモクモクと歩きました。視障者は緊張を解くヒマもありませんが、個人差があるようにもみえます。転んでも自分は少しくらい転ぶのは仕方ない、と達観している人と、サポートに迷惑をかけたくない、と動揺して疲れてしまう人がいるようです。 山を楽しむには経験だけでなく、意外とドンカンリョクが大事かもしれない、と思いまし た。
六つ星は弱視メンバーの為に黄色いスパッツをつけるサポーターが多いです。前回の山行でオレンジがかった黄色いスパッツをつけたら、弱視の人から、あまり認識できずかろうじて見える、と言われました。レモンイエローがいいのかな。 黄色いスパッツはたまにメルカリに出品されます。
その晩はピザで出来てる山を、みんなで必死で下る夢をみました。チーズがからんで、実際の山行よりもっと大変でした。 (Y.N 記)
◆ゴンジリ峠に到着◆ ◆棒ノ折山山頂で集合写真◆
◆岩茸石の横をすり抜ける◆ ◆無事に下山、さわらびの湯バス停で解散式◆