2022年5月 定例山行報告

柿生散策・G1 : 5月15日(日)

天候:曇り

参加:25名(視覚障害者11名,健常者14名(内盲導犬専任1名))

コースタイム概略 : 
柿生駅10:10発・・・おっ越山・浄慶寺(おっこしやま・じょうけいじ)・・・麻生水資源センター(声だし・コース説明・トイレ)10:55着11:15発・・・ 寺家(じけ)ふるさと村四季の家(トイレ)12:10着12:20発・・・熊野神社(お昼・写真撮影)12:30着13:00発・・・寺家ふるさとの森・・・ 三輪(みわ)ビジターセンター(トイレ・休憩)14:00着14:15発・・・恩回し公園(おんまわしこうえん)・・・麻生水資源センター(まとめ・トイレ)14:50着15:00発・・・柿生駅15:10解散

写真にカーソルをあててください。写真の説明の文章が表示されます。

◆おっ越山。ここから散策は始まる。◆ ◆浄慶寺の羅漢像に迎えられて◆
◆寺家ふるさと村に入る◆ ◆熊野神社の長い階段◆
入会して2年近くになりますが、初心者講習会を受けられず、これまで山行に参加できないでいました。今回は山行ではなく、散策であり、これならば大丈夫かなと思い初めて参加致しました。
当日は天気が心配されましたが、雨に遭うこともなく、心地よい風が吹き、寒くもなく、暑くもなく、散策には最適な天候となりました。
10時に柿生駅に集合し、3つのグループに分かれ出発しました。 バス沿いの道を進んでしばらく行くと中学校が右手に見え、その脇の側道に入りました。脇道といっても遊歩道として整備された道です。 しばらく進むと道の両側が住宅地から雑木林、竹林に変わり鳥のさえずりが聞こえてきました。ウグイスの声です。今まで聞いたこともないような力強い大きな声です。すぐそばに複数いるようでしたが、その声帯を振るわせた美声にすっかり魅了されました。私たちが通り過ぎるとなきやみます。「きっと『こっちに入ってくるな』と言っているんだ。」とわいわい言いながら尾根筋の道を通り過ぎました。
次は下りの道です。足下のぬかるみに注意しながら階段状の石段を下りると浄慶寺に着きました。鳥居がある、神仏混合のお寺です。境内には多くの羅漢像が置かれています。パソコンをしている像、お酒を組み交わしている像、どの石仏もその所作、表情が面白く自然と笑みがこぼれます。
お寺の参道には紫陽花の花がいくつかすでに咲いており、いい香りを漂わせていました。
お寺を後にし、トイレ休憩のあと、川沿いの道を歩き、寺家ふるさと村に到着。熊野神社の本堂横の広場で昼食をした後、寺家ふるさとの森を野鳥の声を聞きながら縦断しました。
道のあちこちに市の境界を示す石杭があり、足下に注意を払いながら進みました。途中、三輪ビジターセンターに立ち寄り、全員怪我なく、柿生駅に戻ってきました。 横浜市、川崎市、町田市をまたぐ約10kmの行程でしたが、トイレに苦労することもなく、汗をそれほどかくこともなくとても快適な散策でした。
散策ルートを考えていただいた方々、下見に行っていただいた方々、本当に有り難う御座いました。また機会をみて是非、参加したいと思います。(N.T記)
◆熊野神社にて昼食◆ ◆熊野神社境内にて記念写真◆
◆寺家ふるさとの森◆ ◆三輪ビジターセンター前◆