2022年1月 定例山行報告

新年山行 日和田山(305m)物見山(375m)・G1 : 1月16日(日)

天候:快晴

参加:34名(視覚障害者10名,健常者24名(内会員外1名))

コースタイム概略 : 
西武高麗駅(10:10)…(10:15)日和田山登山口(10:50)…(11:30)日和田山山頂(11:40)…(12:50)物見山山頂(昼食、13:35)… 五常の滝(14:45)…(15:15)西武武蔵横手駅(解散)  ※以上は第1班の行程、第3班の武蔵横手駅到着(15:30)

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◆朝の班毎ミーティング・1班◆ ◆朝の班毎ミーティング・2班◆
◆朝の班毎ミーティング・3班◆ ◆日和田山の女坂を登る1班◆
六つ星山の会を知ったのは会員のS氏を通じて数年前の事である。 数人の会員の方とは個人山行でご一緒していましたが、その頃は入会するとは思いもよらぬ事でした。 が、改めて会の案内を見たりして今年から家内共々お世話になる事になりました。 歳を食った新人で申し訳ありませんが皆様どうぞ宜しくお願いします。 入会した以上は早く会に馴染もうと早速新年山行に参加させて頂きました。
高麗駅に着くと朝の寒さは何処へやら、冬の日差しがタップリで、上着も要らない暖かさ、出発前の準備に時間をかけても苦にならない。 30数人の大所帯を3班に分けて、5分おきに順次出発した。
民家の庭ではロウバイが咲いていた。今年は早いのかな?日和田山登山口から石の鳥居までは歩き易い道。 始めてサポート紐をつけた私には格好のコース形態である。 鳥居の先から女坂に入ると登山道らしくなり露岩もある。段差20センチ、右足を大きく等々、ちゃんと伝わっているかな?金刀比羅神社に着くと視界が広がる。 何々さんはどの位の障害?僕は明るさも判らないとの答えに暗さが無い。 日和田山からは急な下りとなり、登りより気を使う。コケたら大変、何時もより足の筋肉を使う。
物見山直下の陽だまり広場で昼食!!、暖かいのでゆっくりと出来た。
北向き地蔵に向う前に三角点に寄る。障害の方が始めて触れた三角点、四角ですねの声、四角い三角点を後にほぼ平坦な道が続きやがて北向き地蔵に到着した。
ここで、舗装道を渡り砂利の林道を武蔵横手駅へと下った。途中の五常の滝は閉鎖されていて見学は叶わずチョット心残りかな?
初めての会山行、障害者の皆様の明るさに元気を貰った一日でした。 番外の反省会?慰労会?は楽しさが倍増します。これからも山とセットでありたいと願っています。(S.N記)
※担当の感想
年初来、日毎に増す新型コロナ変異株の感染者数に怯えながらも、参加申込をした視覚障害者全員で山に向かうこと、参加者は全員最後まで歩き通すことを目標に会山行を実施しました。 報告文にあるとおり、今回はパーティを3班に分断し、各班の動きは全て班長に委ねました。 途中、後ろの班が追いついてきたときも、快く間隔をとってくれました。
ほぼ2年間のコロナとの共存で、基本的な感染予防対策(密を避ける、マスクをする)を講じれば、郊外の登山はむしろ安全ではなかろうかと、祈るような思いで大人数の山行を終わりました。 あれから1週間、東京都の新規感染者数は1万人を越えましたが、幸いにも潜伏期間を過ぎても山行参加者のコロナ感染の報告はありません。(S.N)
◆日和田山登山口を通過する2班◆ ◆物見山山頂で全員集合して写真撮影◆