2020年3月 定例山行報告

二子山(882.7m)・G2 : 3月15日(日)

天候:晴れ後曇り

参加:26名(視覚障害者5名,健常者21名)

コースタイム概略 : 
西武線芦ケ久保駅(10:00)・・・(12:10)二子山雌岳・・・(12:30)二子山雄岳(昼食、13:05)・・・(14:55)道の駅あしがくぼ・解散

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◆Mさん指導の下”M式体操”で体をほぐす◆ ◆Wリーダー先頭に出発◆
◆雪景色になった中を進む◆ ◆二子山・雌岳直下の急登にさしかかる◆
天候は晴れのち曇り、終盤は雨。ここ数日の暖かさに、うららかな山歩きを想像していましたが、前日の降雪で予想外の冬山を満喫することになりました。
冷えた空気の中、元気に響く小鳥のさえずりに「NHKラジオの山カフェでやってたね! なんて鳥だっけ?」などと会話を弾ませながら登り始めました。 息を白くしながら高度を稼いでいくと、山肌が真っ白に雪化粧で染まり、眼前の斜面には陽光に照らされた雪の花が咲き誇っていました。 そして、積雪は3センチほどでしたが、足を出すたびに「クキュッ」と片栗粉を踏むような感触が心地よく、高揚感を高めてくれました。
山頂直下の急勾配は100メートルはあるかと思うロープ場で、雪が溶けて田んぼになった斜面を、緊張と歓喜を内混ぜにして滑り落ちぬようロープを頼りにウキウキと往復することになりました。 気温が緩み始めた下りでは、首筋を狙って梢から落ちてくる雪の塊に、みんなで一喜一憂。
今回の山行は、いつにも増して充足感があり、身も心も一新できたように思います。 担当の皆さん、ご一緒した皆さん、そして気まぐれな自然に感謝です。(T.O 記)
◆ぬかるんだ急坂をロープを伝い登る◆ ◆雄岳頂上で集合写真◆
◆雪の上で、グループ毎に昼食◆ ◆雌岳頂上直下、ロープを頼りに下る◆