2019年4月 入門ステップアップ山行報告

天覧山(197m)、巾着田、日和田山(305m)・G1 : 
4月14日(日)

天候:曇り

参加:29名(視覚障害者10名,健常者19名)

コースタイム概略 : 
飯能駅(8:35)・・・(9:00)飯能中央公園・ミーティング(9:30)・・・(9:45)天覧山中段広場・・・(10:00)天覧山山頂・・・(10:20)天覧山中段広場(10:30)・・・ 天覧山下東屋・・・(10:45)多峯主山分岐・・・(11:00)高麗峠入口・・・(11:10)ほほえみの丘広場(11:20)・・・(11:35)高麗峠・・・(12:00)巾着田・昼食(12:50)・・・ (13:20)日和田山登山口(13:25)・・・(13:40)女坂・男坂分岐・・・(男坂・見晴しの丘コース)・・・(13:50)見晴しの丘(13:55)・・・(14:25)日和田山山頂(14:30)・・・ (女坂コース)・・・(14:55)女坂・男坂分岐・・・(15:05)日和田山登山口(15:15)・・・(15:40)高麗駅・解散

写真にカーソルをあててください。写真の説明の文章が表示されます。

◆出発前にストレッチ体操◆ ◆ミツバツツジが満開◆
◆天覧山の岩場で下りの練習◆ ◆明るい林の中を行く◆
前日まで曇天から雨になる予報であったため、寒いことを予想しておりましたが朝起きたときには太陽の姿が見えました。 気温が高過ぎず、日差しも程良く登山は始まりました。
飯能駅に着いて班ごとに歩き始めました。 わたしは、この日が3回目で経験が浅いのですが、いつも皆さんのバイタリティーとサービス精神に優しく迎え入れて頂いていると感じています。
天覧山下の中央公園ではまだ桜が満開で時々チラチラと桜吹雪になるのが、とても綺麗でした。 その景色の中で、資料を参考に歩き方、足の使い方の講習を受けました。 説明がわかりやすく、皆が説明の通りに足の角度を工夫して置いてみたりと、言葉の説明に合わせてそれぞれが動きを確認していました。 安全のために、ステップアップを目指す方のために、より良いガイドとなるために。全ての人が大変勉強になったと思います。
天覧山には岩場があって、そこは登山で言う鎖場では無く滑落防止のチェーンなのですが、掴んで登っている方がいて心配しました。 鎖を掴むのは、山側に着けてあるものにカラビナを着けている時か、着けていないときはどちらかの手は必ず鎖を持つように教わりました。 鎖が冷たくて凍みるので、つい両手を離すととても怒られました。 谷側にある鎖なのか山側にある鎖なのか皆さんにはわからないことを思うと、自分が怪我するよりも怪我をさせることの方が恐いと感じました。
巾着田で昼食をとり、記念撮影を終えてから日和田山に入る頃はもう午後でした。 普段は山頂で昼食なのにね!今から登るなんて!と言う声が上がる中で、まだ空が見える中、出発しました。 班の中でちょうど一周し皆さんのガイドをさせて頂きました。 自分がガイドをしていることに全く自信を持てないのですが、後ろからのアドバイスの声は大変力になりました。 この感覚はガイドされている方と共通していると思いました。 後ろからの声で、いいよいいよと言われるとわたしもいいのだと確認出来たからです。 これからも、経験と気配りを身に付けて、そうしてくれたガイドの方のように成長出来たらと思います。
日和田山を下山する前に、一時ポツポツと雨が落ちましたが、結局は濡れる程の雨にならず帰宅することが出来ました。 後から担当の方が送ってくれた集合写真の皆さんが輝くような笑顔でした。 皆が楽しく、怪我もなく登山の技術を高めて終えられたことはそれぞれの方の表情からうかがえる大変良い企画であったと思っております。 参加させていただきましてありがとうございました。 (M.O 記)
◆巾着田横の河原で集合写真◆ ◆日和田山の男坂を登る◆
◆日和田山山頂で集合写真◆ ◆日和田山女坂を下る◆