2019年3月 臨時山行報告

金時山(1212m)・G2 : 3月25日(月)

天候:晴れ

参加:6名(視覚障害者1名,健常者5名)

コースタイム概略 : 
金時登山口(09:05)・・・(09:55)矢倉沢峠((10:05)・・・公時神社分岐(10:30)・・・(11:15)金時山(12:11)・・・(13:44)長尾山(13:54)・・・(14:35)乙女峠(14:45)・・・乙女口(16:05)解散

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◆金時山登山口◆ ◆金時山頂上への前半戦◆
◆休憩時金時山頂きを眺める◆ ◆金時山頂上にて◆
富士山に一度登りたいとの全盲の上司の夢をかなえるべく六つ星に入会されたN嬢。 4時間かけて、忘年山行宴会のみに駆けつけてくれた変人?(笑)。 彼女に要請されて断るのは、ちょい悪老人の男が廃ると快諾(笑)。
当日朝はくっきりすっきりの晴天。花粉状況も悪くはなさそうで安堵。 金時登山口から望む頂上はかなりの高さに思え、気を引き締める。
N嬢上司のTさん、筋トレで鍛え抜かれた堂々たる体躯である。 登りの前半は勾配もさほどでは無く、順調なピッチで進む。 後半、フロントサポーターを小生が引き継ぐ。頂上に近づき勾配が急になるにつれ、Tさんの息遣いが荒くなる。 サポート紐を引っ張られる回数が増してきた。よろけておられるようだ。 無理も無い。前半、順調に過ぎたのであろう。しかし、驚異の踏ん張り力を発揮され頂上に至る。
金時娘茶屋は閉まっており、空いていた金太郎茶屋に入る。 暖かい日よりとは言え、さすがに1200mでの休憩は直ぐ冷えてくる。 「しめじ汁」が実に有難く、旨い。Tさんはお代わり(笑)。
皆で頑張りを称え励まし、長尾山を目指す。金時山頂上到達時には雲がかかっていた富士山もその華麗な全容を現す。 宝永山のとんがりが手前側となり隠されるため、ほぼ完ぺきなコニーデ形状であり見事だ。金時山人気の理由の一つであろう。
所々に雪が残っており、あの暖冬でこれだけ残っているのだから、平年並みならこの時期の金時山は大変なのか等しゃべくっているうちに、真っ平らな長尾山頂上広場へ。 疲労困憊のTさんにはお座り頂く。長尾山は灌木・笹薮に囲まれ展望は無い。
今一度の富士を求め、乙女峠へ。 曇ってはいるが、全山あますとこ無く見せてくれた富士に別れを告げ下山。
乙女口バス停から湯本までは大渋滞で、全員心地よく眠ることが出来た(笑)。 湯本駅直ぐ隣はいいが、結構登らされる源泉かけ流し露天風呂「かっぱ天国」。 山から下りての温泉・宴会は何物にも替え難い。これが楽しみで登っているとの言に偽りは無い(笑)。 Tさん、あと数回の訓練で富士に登るスキル・脚力が身に着くであろう。皆さんの温かい支援をお願いしたい。(M.S 記)
◆金太郎茶屋にての昼食◆ ◆長尾山へ向かう◆
◆箱根の展望◆ ◆乙女峠からの富士◆