2019年3月 定例山行報告

物見山(375m)、日和田山(305m)・G2 : 3月10日(日)

天候:晴れ後曇り

参加:42名(視覚障害者11名,健常者31名(内会員外2名))

コースタイム概略 : 
武蔵横手駅(9:55)・・・(10:25)五常の滝(10:35)・・・(11:20)北向き地蔵(11:35)・・・(12:05)物見山(12:10)・・・(12:25)ふじみ茶屋広場(13:00)・・・(13:40)日和田山(13:45)・・・(14:00)金刀比羅神社(14:15)・・・(14:45)下山口(14:50)・・・高麗駅(15:05、解散)

写真にカーソルをあててください。写真の説明の文章が表示されます。

◆横手駅から国道を少し歩いて林道に入る◆ ◆五常の滝を上から見学に行き戻る◆
◆土山集落を行く◆ ◆北向観音にお参りと休憩◆
10日間天気予報でやきもきしておりましたが、前日の予報では午前降水確率10%・午後40%とのことで、思い切って実施を決断。 通常のG2なら断固決行なのですがステップアップとてちと逡巡致しました(笑)。
多くのサポーターに恵まれ、視覚障がい者の参加は10名超え。総勢四十数名・五班編成の大所帯に嬉しさ半分、平易なコースとはいえ街歩きとは違うが為の当惑半分。
梅が見ごろの山里を抜け、なだらかな林道を進むと渡来人・高麗一族ゆかりの五常の滝。 整備され、新たな建物も建築中。有料・火曜日のみ拝観可につき、施設外の滝頭から見下ろす。 しょぼいと言えばしょぼいのだが、滝行には丁度良い規模の滝かも知れぬ。 金儲け主義でつまらんと思っておりましたが、よくよく考えると、施設管理者にとっては、たかだか400円週一日のみではペイするわけも無く、滝行を行いたい信者等への奉仕なのではと考えを改めた。
土山集落は、ほぼ廃村。お人よしの婆様が亡き旦那様との思い出の地を去り難いと、孤塁を守っておられる。 下見の際に声をかけられ、ずうずうしくも柿とお茶をごちそうになり、お茶代代わりにと購入させて頂いた小粒のミカンの甘酸っぱさを思い出す。
土山で林道を外れ山道に入るも、勾配は殆ど無く、たらたらと北向き地蔵を目指す。 往時、薄暗い山の中にぽつんとたたずむお地蔵さんに安堵を覚え、癒された村人達に想いをはせる。
お参り・小休止の後、物見山へ。 物見山とは名ばかりで、大きく育ってしまった木々に遮られ、見晴らしは全くである。 10数人の先客達が昼食をとっているが、展望を求め、山を降りる。
ふじみ茶屋広場には誰もおらず、ゆったり貸し切り状態での昼食。 流石に春霞で富士は望めなかったものの、大きく開け、山々を眺! めながらの食事は快適であった。
日和田山頂上は満員御礼状態でもあった為、ちょい寄り。 下って金刀比羅神社前で記念撮影。多少時間をかけ、全員の顔がしっかり映るよう計ったのだが(誰かさんに「結婚式記念写真じゃあるまいし」と冷やかされた)、帰って確認するとお一人、視覚障がい者の方が完全に隠れてしまっていた。難しい(泣)。
ご協力下さった多くのサポーターの皆様に感謝し、御礼を申し上げます。(M.S 記)
◆物見山の山頂は通過◆ ◆富士見茶屋広場で昼食休憩◆
◆金毘羅神社前で集合写真◆ ◆女坂の岩場を慎重に下る◆