2019年3月 定例山行報告

尼ヶ禿山(1466m)・G2 : 3月3日(日)

天候:曇り

参加:20名(視覚障害者8名,健常者12名)

コースタイム概略 : 
練馬高野台駅 (7:00)→(9:05)たんばらスキー場(9:30)…(10:00)センターハウス(10:15)…(12:00)東大セミナーハウス(12:05)…(13:05)尼ヶ禿山(13:15)…<道間違え>・・・東大セミナーハウス(14:10)…(15:10)たんばらスキー場(15:45)→練馬高野台駅(19:40)

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◆たんばらスキー場を出発◆ ◆正面に尼ヶ禿山を望みながら進む◆
◆左手に「たんばら湖」を望む◆ ◆東大セミナーハウスで休憩◆
尼ヶ禿山は、2017年1月に定例山行があった山で、その時も参加しました。 2年前は、ワカンがどのようなものか知らない中、お借りして初めて装着し歩いた思い出ある山行でした。 残念ながら時間切れで山頂まで行けませんでしたが、雪原を歩く感覚を十分に楽しめて満足でした。
そんな事を思い出しながらバスに揺られ予定より早く、たんばらスキーパークに到着。 空は曇りですが、それほど寒さを感じず、さぁ出発。
最初は、舗装道路ですが氷ってる所もあり、歩き始めなので慎重な足運びです。 30分ほどでセンターハウスに到着。
ここからは、一面真っ白な雪原です。 さぁ、全員ワカンやスノーシューを装着して雪原へ突入。 踏みしめられた雪なので、少し列からはみ出して誰も踏んでない雪原を楽しんだりしながら、平坦な道をズンズン進みます。 途中で玉原湖を横目にさらにズンズン進みます。
ところが…、ズンズンと進みすぎたようで、分岐を違う方向に来てしまいました。 分岐点まで引き返して、予定のルートへ戻り、前回の記憶が残っている東大のセミナーハウスに到着。
今までは、雪原歩き。ここからが、登山開始です。ブナ林の登り坂に入り、体が目覚めます。 途中、鉄塔を過ぎて山頂に近づくにつれて急登やトラバース道を歩き山頂へ到着。
山頂では、ドローンを飛ばして撮影している方がおり、ドローンに向かって手を振り、下山開始。 少し遠回りしながらの下山となりましたが、踏まれていない雪上をワカンで歩き、浮遊歩行してる感覚は本当に楽しかったです。 雪上を十分に味わい無事バスまで戻りました。
到着後は、担当の方の温かい気持ちがこもったミルク入り甘酒を頂きました。 雪上は、土や岩を登るのとは違う静かで澄んだ空気や歩く感覚を楽しめて、本当に面白い。(K.S 記)

(担当者より)
当日は 天候にも恵まれ また雪の状態もスノートレッキングに適した山行になりました。 数名の方を除き 参加者の皆さんが山頂まで行き着けたことには担当として満足しています。
月例会では ペース、サポーターの不足が取り上げられていたそうですが 日帰りバス しかも雪山山行となると 時間の制約や 雪山経験のあるサポーターの確保など 今後の課題も多々あると思います。 下見に行きながら分岐点を間違え 引き返すなどタイムロスは ありましたが 私の能力範囲内でのチーフ担当として尽力はしたつもりです。
◆尼ヶ禿山頂上に到着◆ ◆尼ヶ禿山頂上で休憩◆
◆尼ヶ禿山から下山◆ ◆下山中余裕のポーズ◆