2016年7月 定例山行報告

大菩薩嶺(2057m)・G2 : 7月3日(日)

天候:晴れ一時曇り

参加: 30名(視覚障害者9名,健常者21名(内会友3名))

コースタイム概略 : 
JR新宿駅(7:07)=(8:01)JR高尾駅(8:07)=(9:04)JR甲斐大和駅(9:20)→(10:01)上日川峠バス停(10:20)・・・(10:50)福ちゃん荘(10:55)・・・<唐松尾根>・・・(12:10)雷岩(12:15)・・・(12:20)大菩薩嶺山頂(12:25)・・・ (12:30)雷岩・昼食(12:50)・・・(13:40)大菩薩峠(13:50)・・・石丸峠(14:35)・・・(15:30)小屋平バス停(15:50)→(16:30)JR甲斐大和駅・解散

写真にカーソルをあててください。写真の説明の文章が表示されます。

◆上日川峠バス停を後にいざ出発◆ ◆唐松尾根の急坂を登る◆
◆大菩薩嶺山頂で集合写真◆ ◆雷岩の先の岩場を下る◆
中央本線「甲斐大和駅」を降りると、待ってくれていたのは貸切りの路線バスでした。
このバスにゆられて走ること40分。標高1580mの上日川峠の「ロッジ長兵衛」の脇から山道へ入っていきました。 心地よい風に吹かれ、広葉樹の間の緩やかな上り道は小鳥の声を楽しむ余裕もあり、あっという間に福ちゃん荘に着きました。 休憩後、大菩薩嶺を目指して「唐松尾根」を上りました。 登っていくにつれ、足元は大きな岩や木の根でできた不規則な段々の連続。 緊張しながら登っていると、いつの間にか下から靄が上がってきて徐々に視界が悪くなっていきました。
やっと雷岩に到着し、そのまま大菩薩嶺の頂上に向かい集合写真を撮ってすぐに雷岩に戻り昼休憩です。 風も冷たく、汗はすっかり引き、お腹も落着いたところでやっと周りに目が行きました。 すっかり雲の中でしたが、富士山の方向を教えてもらい、見えないけれどその先にある富士山を想像してみました。
そこから大菩薩峠へ向かって稜線を下りました。 ふと気づくと視界が少し晴れ、なんと富士山が現れました。 大菩薩湖、甲州の町、遠くには幾重にも重なる山々も見えました。
サラサドウダンの木にはスズランのような釣鐘型のたくさんの小さな花が、そしてナナカマドの木にも白い花が咲いていました。
大菩薩峠を過ぎ、広く開けた笹原をぐんぐん下り、石丸峠を通り、スタートした上日川峠を目指しますが、やや時間が押していたため、途中の「小屋平(石丸峠入口)」バス停でバスを待つことになりました。
無事最終バスに乗り、甲斐大和駅に予定通り到着しました。
下界の暑さを感じながら帰宅し、夜のニュースを見ると、東京も山梨も、この夏初の猛暑日だったようです。(K.A 記)
◆賽の河原を行く◆ ◆大菩薩峠で集合写真◆
◆石丸峠で小休止◆ ◆小屋平バス停に到着◆