2016年3月 定例山行報告

石裂山(おざくさん)(879.4m)・G2 : 3月27日(日)

天候:曇り時々晴れ

参加: 19名(視覚障害者5名,健常者14名)

コースタイム概略 : 
新鹿沼駅(8:50)→(タクシー)→加蘇山神社(かそやまじんじゃ)(9:40)・・・(11:30)東剣の峰(11:35)・・・(12:20)石裂山・昼食(12:55)・・・(13:10)月山(つきやま)・・・(14:30)加蘇山神社・・・(14:45)上久我(かみくが)石裂山バス停(14:55)→(バス)→(15:30)新鹿沼駅・解散

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◆出発前の準備◆ ◆奥の院◆
◆木の根っこを掴んで急坂を登る◆ ◆長いいくつもの梯子を降りる◆
足尾【あしお】山地(安蘓【あそ】山塊ともいう)の中央部にある石裂山【おざくさん】は岩の多い山です。
東武線の新鹿沼駅からジャンボタクシー2台で、登山口となる加蘇山神社前の駐車場に乗り入れました。
非常に倒木が多くて荒れた様子のヒノキとスギの植林帯を登り、月山への分岐を過ぎてしばらく行くと、前方の岩場に長い梯子が架かっていました。
その上が奥宮で、ちょうど二枚貝が口を開けたような感じの岩屋があり、中に石の鳥居や灯篭があります。 これが山名の由来とされる石裂岩です。
ここに架かっているような立派な梯子は何箇所かにあり、特に山頂手前ではいくつも連続した梯子で一気に鞍部まで降り、また登り返すようなところが2か所ありました。
以前は梯子が少なく鎖だけという所があったそうで、その頃はもっとスリルを楽しめたかと思いますが、私たちとしては安全に通過できたことを喜ぶべきかもしれません。
岩場に不慣れなグループが前を歩いていたり、私たちも変化のある道に意外と手間取り、昼食は30分で切りあげ、最後の方は急ぎ足になったりと、あわただしいところもありましたが、予定したバスの時刻に間に合いました。
天気予報はあまり芳しくなかったのですが、ときおり青空が見え、気温も歩くには手頃。
月山付近からは雪を被った日光の山がくっきり見えて、展望も楽しむことができました。(H.S 記)
◆梯子と梯子の継ぎ目を乗り換える◆ ◆石裂山頂上で集合写真◆
◆木の根につかまりながら降りる◆ ◆石につかまりながら降りる◆