2015年6月 個人山行報告

八国山緑地・G0+ : 6月10日(水)

天候:曇り

参加: 22名(視覚障害者8名,健常者14名(内会友1名))

コースタイム概略 : 
西武多摩湖線武蔵大和駅(10:25)・・・(10:30)狭山公園(10:50)・・・(11:20)八国山緑地(13:10)・・・北山公園(13:55)・・・(14:15)西武国分寺線東村山駅・解散

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◆花名「小笹川」◆ ◆八国山緑地&北山公園1◆
関東地方梅雨入り三日目。なんとか持ちこたえそうな空模様に安堵したが、好事魔多し?約二名が延着。 利用したことの無い区間だったので、ホームを間違え他の路線に乗車。一駅で戻ったのは良いが、今度は慌てて反対方向行きに飛び乗ってしまったとか・・・ 二度の遭難?(笑)だったようだ。
狭山公園南端部は意外に森が深い。森の中にゆったり拡がる草原を抜けると、高く聳える東村山貯水池(多摩湖)の堤が現れる。 桜の季節にもう一度是非との声があがる。初めて訪れた方にとっては結構、面白い景色なのかもしれない。 堤北端に登り、奥行きのある湖面を眺め、湖を渡る風の優しさに触れる。
定休日で静まりかえった緑豊かな西武遊園地沿いに歩くこと30分。トトロの森「八国山緑地」に到着。良くこの自然を残したなあと感心された方がおられたが、確かにそのとおりだ。
全て切開かれ、住宅地になってしまっているのが普通である。 宮崎駿監督も、この里山風景に感動しての「となりのトトロ」だったのだろう。
野鳥の声に包まれ、尾根道を2キロほど行くと「将軍塚」。 古代人の墓のようだが、名前のいわれは、かの新田義貞がこの地方を制圧すべく進軍の途中、塚に旗を立て休息したとの伝説に由来するらしい。
仏のTさん、優しさが仇?になっての三度目の遭難ハプニングもあり(笑)、北山公園到着・昼食休憩入りは午後一時過ぎ。
稲作と同じように、菖蒲の育成期間中のみ導水路により水が供給されているのだが、水に満ちた景観に心がなごむ。菖蒲は五分咲き状態。 しおれた花が無く、又、つぼみと開いた花との調和に味があり、五分咲きは、なかなかに楽しめる。
恒例のKさん、Uさん、Fさんチームによる現地沸かし「ことぶき珈緋」(Kさんのお名前・寿:ひさし、から勝手に命名させて頂いた・笑)を美味しく頂いた後、背景の菖蒲がしっかり映るようにと公園ボランティアさんに1.5mほどの高さの展望デッキ上から集合写真を撮って貰い、風流ステップアップ山行幕引きとなった。(M.S 記)
◆八国山緑地&北山公園2◆ ◆北山公園・菖蒲祭り◆