2014年5月 定例山行報告

六つ石山(1,478.9m)・G3+ : 5月25日(日)

天候:晴れ

参加: 27名(視覚障害者3名,健常者24名(内会友5名、NHK関係者3名))

コースタイム概略 : 
奥多摩駅(8:35)→(9:05)東日原バス停(9:28)…(9:40)巳ノ戸橋…渡渉(9:55)…(10:30)ネズミサス尾根末端610m…(11:45)1,00m付近・昼食(12:15)… (13:40)カラ沢尾根合流…(13:50)カラ沢の頭…(14:20)石尾根合流…(14:50)六つ石山(14:55)…(15:25)トオノクボ分岐…(16:50)水根バス停→奥多摩駅

写真にカーソルをあててください。写真の説明の文章が表示されます。

◆尾根取り付き前の渡渉◆ ◆尾根取り付きの岩場を登る◆
◆尾根取り付きの岩場をロープに頼り急登◆ ◆ガクウツギの花にGさんの面影をしのぶ◆
朝の奥多摩駅はまるでラッシュアワーのよう。東日原行のバスは3台に増便。山歩き日和ということですね。
NHKの取材班が同行ということで朝の声出しもちょっと緊張気味です。
ネズミサス尾根の末端に向かう木橋が壊れているために川を歩いて渡りました。下見の時ほど水量もなく、無事に通過。
さあこれからが本日のハイライト。先発隊が先にロープを張っていてくれたので私たちは、ロープをつかまりながら慎重に登ります。 必死によじ登っているために石がころころと。落石注意!と下の方から叫び声。枯れ木につかまるなよ!ロープは一人ずつ!いろいろと声がかかります。 「こんな危ないところではカメラはまわせないなあ。」とカメラマン。安全第1で。ロープに助けられ無事尾根の末端に到着。
しかし、ここからずっと「カラ沢の頭」まで急登です。足はピクピク、ガクガク。途中で昼食休憩しましたが、4時間以上登り続けるのですから大変です。 新緑の木々、ヤマツツジ、ミツバツツジ、そしてさわやかな風に励まされながらみんなで頑張りました。
途中で独特な花の香りのガクウツギに出会いました。H.Gさんと一緒に歩いているときにこの花の名前を教わりました。 「白い3枚のがくが特徴なの。」と。他にもたくさん花の名前を教えてもらったな。 「カラ沢の頭」で黄色いバラの花びらを散らして、みんなでH.Gさんの追悼を行いました。
「六つ石山」で写真を撮った後は、一気に奥多摩湖に向けて下ります。急下降、ざれざれ、そしてパンパンにはった私の足。 転ばないように、すべらないように。途中わらびを見つけました。余裕がある人はたくさんとっていましたね。
奥多摩湖が木々の向こう側に見えてきました。あと少し。山の中は予報ほどの暑さも感じず、さわやかな風に助けられ予定の水根バス停17時8分のバスに乗ることができました。
ちょっとハードな山行でしたが、H.Gさん、無事に終了できました。ありがとう。この山行がどんなNHKの番組に仕上がるのか楽しみです。
(K.S 記)
◆明るい林の急斜面を登る◆ ◆傾斜の緩んだところで昼食休憩◆
◆ようやくカラ沢ノ頭に到着◆ ◆六つ石山の頂上で集合写真◆