2014年5月 個人山行報告

五頭山山麓トレッキング 秋取山(302m)・G1 : 5月3日(土)〜4日(日)

天候:1日目 曇り、2日目 快晴

参加: 24名(視覚障害者9名,健常者15名)

コースタイム概略 : 
1日目 池袋駅(7:20)→(外環道、関越自動車道、北陸自動車道)→(14:15)福島潟(15:40)→ぽっぽ五頭(17:00)・宿泊
2日目 ぽっぽ五頭(8:40)・・・(五頭薬用植物園散策)・・・(秋取山遊歩道ハイキング・全長1810m)・・・(11:00)ぽっぽ五頭(11:20)→ (11:40)瓢湖(12:50)→(北陸自動車道、関越自動車道、外環道)→(18:50)池袋駅

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◆水の駅「ビュー福島潟」で種子の説明を聞く◆ ◆水の駅「ビュー福島潟」でオニバスの大きさに驚く◆
◆水の駅「ビュー福島潟」菜の花畑で記念写真◆ ◆五頭自然学校での夕食です◆
1日目:
ゴールデンウィークの最中、約7時間かけて第一目的地である福島潟の案内・展示館「水の駅ビュー福島潟」に到着。
ここで新潟滞在中にお世話になるK.Hさんの山のご友人にご挨拶。館の最上階から福島潟を眺望すると共に、潟の動植物について学習する。 秋に飛来、越冬するオオヒシクイ(がんの仲間で国の天然記念物)や日本最大の水生植物であるオニバスの大きさにびっくり。 館外に出て咲き残った菜の花畑を散策した後、宿舎へと急いだ。
宿舎のぽっぽ五頭ではK.Hさんのご友人、関係の皆様のご厚意により宿泊、食事のおもてなしを受けた。 特に夕食では、タラの芽、コシアブラ、そして竹の子の天ぷらや、川流れ菜のおひたしなど地の食材を沢山ごちそうになった。 また、特別に薪でおこげ付のご飯(勿論新潟米)を炊いて頂いた。

2日目:
朝食後、前日から同行していただいている五頭自然学校の鈴木梢さんの案内で、宿舎のすぐ脇から五頭薬用植物園を散策する。 ピンク色の八重桜、真黄色の山吹が快晴の中、新緑に映える。程なく秋取山のハイキングコースに取り付く。
梢さんにチゴユリ、キュウリソウ、ツルリンドウ、ムラサキケマンなど、次々と教えてもらいながら、また、杉の枯葉やザラメ状の花崗岩に足をすべらせながら秋取山に到達。
山頂に標識がない一方、鐘があったのでこれを撞いて登頂とした。遠くには今だ白く輝く飯豊連峰があった。ゆるゆると沢、そして大荒川の流れに沿っていこいの森へと下った。
この間も梢さんから、クロモジの小枝に味があること、カキドオシの葉をお茶にできること、タンポポの在来種と外来種の見分け方などを教わった。
一旦、宿に戻った後、白鳥の飛来地として有名な瓢湖に立ち寄り昼食を取った。
帰路では窓外に越後三山や巻機山など越後の山々を大いに楽しんだ。 今回は新潟の山々を楽しむのみならず、米どころとしての「新潟」のスケールの大きさや「潟」の持つ意味を体験する旅でもあった。
最後に、お世話になったK.Hさんの山のご友人、そして連休の高速道路を運転していただいたTさんにお礼を込めて山行報告と致します
(T.S 記)
◆秋取山登山 登りの一コマです◆ ◆秋取山登山 下りの一コマです◆
◆秋取山登山 大木の側にて一休み◆ ◆下山後の大荒川の公園にて記念写真です◆