2014年3月 定例山行報告

経ヶ岳(633m)・G2 : 3月16日(日)

天候:晴れ

参加: 39名(視覚障害者9名,健常者30名(内会友3名))

コースタイム概略 : 
新宿駅(7:11)=本厚木(8:20)→(8:50)上荻野バス停・公民館(9:20)・・・(10:00)登山口・・・(11:00)高取山(11:30)・・・ (11:30)華厳山・昼食(12:10)・・・(13:00)経ヶ岳・・・(15:00)半僧坊バス停

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◆ゴルフ場脇の登山口で衣類調整休憩◆ ◆休憩を終え元気に出発◆
◆高取山頂上はもう直ぐ◆ ◆華厳山頂上で昼食休憩◆
快晴無風、絶好の登山日よりである。新宿駅南口に6時50分集合。
早朝の冷え込みはかなり厳しかったが、この時期は最低・最高気温差が大きく、気温上昇の予報もあり、山頂付近の気温は快適なるものが期待された。
小田急・本厚木駅合流組と合わせ、総勢39名。幹事さんの手配よろしく本厚木駅からの相鉄バスは臨時便が増発され、全員が座れた。
上萩野公民館前にて、班編成。五班の大部隊である。
大厚木C.C.のコース内を横切り、高取山へ向かう。コース内カート道が急坂だったのだが、プレーヤー4名・キャディーさん1名・ゴルフバッグ4人分を載せたカートが苦もなく登っていったのには、驚かされた。 ガソリン車の馬力は大したものだ。電動ではこうはいくまい。
ゴルフ場フェンスの鉄網扉を開けると、そこに道は無い(笑)。Uリーダー曰く「面白い登りですよー!」。枝をかき分けつつ登っていると、故郷の低山で遊んだ少年時代が懐かしく思い出された。
この辺りの低山群を相州アルプスと呼ぶそうな。500〜600mクラスなのに、何を偉そうな(笑)と思わないでもないが、地元の人々の親しみ・愛着が感じられ、微笑ましくも思うのであった。
高取山からの(522m)眺望は、思いのほか魅せられた。遮るものが無く、直ぐ麓にゴルフ場、その向こうに街並み、及び霞んではっきり見えなかったが、海をも含んだ景観は心なごませるものである。
「うぐいすの 初音見事や 高取山」3月中旬、今年初めて聞くうぐいす。練習音では無く、見事な本格さえずりに春を満喫した。
猿軍団の歓迎を受けつつ、丁度12時頃に華厳山頂上到達(602m)。Mさんお手製の「菜の花浅漬け」は塩加減がほど良く又、凍結による舌触りが微妙な風味をかもしだし、美味であった。 Uリーダーから分けて頂いた、コーヒーバッグ。山頂での一杯は何物にも替え難いとのUさんの言、けだし至言である。小生もチタン製テルモスを消費税増税前に購入しようっと(笑)。
大山と丹沢の雪山景色を愛でながら、経ヶ岳山頂(633m)には13時頃到着。少し下ったところにある経石を訪れたが、弘法大師が経文を納めたとの伝説?がある洞穴めいたものが見当たらない(泣)。 下ばかり見ていた為、頭上に穿った?小さい穴にあるミニ鳥居・標識が目に入らなかったらしい。 Uターンして、しっかり確認したのは無論である。ほんまに、弘法大師さんはここへ来はったんかいな?山の名前は、華厳山とか経ヶ岳とかで、らしくはあるけど(笑)。
経ヶ岳からの先達隊が下り難所にロープを張って下さったが、皆なんとかロープに頼ることもなく無事下山。
半僧坊前バス停では、直ぐ臨時便が来ますからと運転手に言われ、後ろに並ぶ別のグループに譲り、一台やり過ごしたが、なんのことは無い。乗ったのは30分後の後続定期便。 バス停到着が、前の便が出た直後だった為、結局、一時間近く待った次第。暖かかったので、あまり文句も出なかったが、寒かったらバス会社にクレームをつけねばならないとこだった。「臨時便はどうしたぁ!」(笑)
ところどころ僅かばかりの残雪があったが、アイゼンを用いる必要もなく、又、懸念していた花粉襲来に見舞われることも無く、春の入口を存分に楽しめた山行であった。
昨年一月の悪天候山行に見事にリベンジ出来た由。幹事の皆様、お疲れさまでした。 有難うございました。
(M.S記)
◆経ヶ岳直下の急坂登を登る◆ ◆経ヶ岳・経石の前で◆
◆経ヶ岳頂上で集合写真◆ ◆経ヶ岳直下の急坂を下る◆