2014年3月 定例山行報告

沼尻高原スノーシュー・G1 : 3月1日(土)〜2日(日)

天候:1日目 曇り、 2日目 曇り時々雪

参加: 30名(視覚障害者10名,健常者20名)

コースタイム概略 : 
1日目 練馬高野台(8:45)→途中そば屋にて昼食→(14:15)沼尻高原ロッジ(14:50)・・・沼尻スキー場にてスノーシュー練習・・・(15:20)ロッジ
2日目 ロッジ(8:30)→(9:00)野地温泉・・・土湯峠・・・(12:00)野地温泉→(12:40)ロッジ(14:00)→(18:10)練馬高野台・解散

写真にカーソルをあててください。写真の説明の文章が表示されます。

◆1日目のスノシュー練習 男坂の登り◆ ◆1日目のスノシュー練習 女坂の上で1班集合◆
◆1日目のスノシュー練習 女坂の上で2班集合◆ ◆1日目のスノシュー練習 女坂の上で3班集合◆
1日目
練馬高野台駅に8時半に集合して、2台の車で福島の沼尻高原ロッジへ向かう。今日の参加者は30名。 私の乗ったバスは、前日の夜に福島からはるばる東京まで迎えにきてくださった、笑顔の素敵な女性ドライバーの方でした。 那須高原インター辺りになると雪が見え始めて心が踊る。
お昼は天ぷら蕎麦をいただく。自家製手打ち蕎麦はコシがあってとても美味しかった。腹ごしらえを済ませた後、ロッジに向かう。 とても温かみのあるロッジだ。入った瞬間にそう感じられた。
荷物を置き支度を終えた後、スノーシュー体験。天気は曇り。ロッジ前でスノーシューの付け方を教わる。 ガイドさんはベテランの江花さんと、ロッジオーナーのとてもキュートなお嫁さん。
スノーシュー初体験の私はドキドキしていたが、皆さんにコツを教わりながら歩いてみた。足が雪に埋れず歩きやすい。 ロッジ前の緩やかな斜面の「男坂」を登って行く。途中、ガイドさんが「ニオイコブシ」の芽を紹介してくださった。 皆、芽に近づいて匂いを嗅いでみる。癒される匂い。家に帰って調べてみたら、アロマオイルにも使用されるらしい。 まだまだ雪が多いが山にはもう春の息吹が感じられた。下りは「女坂」を緩やかに降りて、2時間程のスノーシュー山行は終わり。
夜ご飯は、福島の郷土料理を頂く。どれも手作りで心がこもっているのが感じられる優しい味だ。夕食後はミーティングに参加。 歌を歌ったり、エピソードを話したり、とても楽しい。恒例?の替え歌の四季の歌、幸せなら手を叩こうなどを歌う。 Mさんのとても上手なフルートの演奏もあり、楽しい夜を過ごした。

2日目
7時半の朝食が待ちきれず、早起きした私は、朝風呂に入ってみる。お風呂は源泉かけ流し。 お湯は少し酸っぱい。雪がハラハラと降っており外は雪景色。露天風呂に雪景色・・・なんと贅沢な朝なのだろう。幸せなひとときである。
朝食はこれまた美味しい。皆さんが楽しく美味しく朝食を頂いている姿をみて、この会の方々は本当に元気だと感激した。 Hさんはここの花豆と珈琲の組み合わせが大好きだとのこと。来年は是非試してみなくちゃ。
支度を済ませて8時半にロッジを出発し、バスで野地温泉登山口へ向かう。今日は強くないものの雪が降っており顔が寒く頬が凍りそう。 途中の斜面で誰もまだ足を踏み入れてない所があり、そこは自由に登ってもよいとのこと。 まっさらな雪の上をスノーシューで歩くのは楽しい。 自由に登っていいと言われると、皆さんは何故かものすごい速さで登って行く。 皆さん、本当に元気!!途中カモシカの足跡がある。足跡からしてかなり大きなカモシカのよう。動物達の足跡を見つけると何故かワクワクしてしまう。 マッシュ君はさすが元気でどんどん登っていく。途中、先に行き過ぎて止まれの指示が出ていたほど(笑)。 目的地の土湯峠近くは急坂で一歩一歩踏みしめながら登る。ヘタレの私は恥ずかしながら少し息がきれてしまった。 曇っていて眺望はなかったが、木々に雪が積もっていて、それを見ているだけで大満足。
12時過ぎに下山しロッジに戻り、14時にロッジをあとにして帰路に着く。 車中でロッジの方々が用意してくれたおにぎりを頂く。これもまた美味しい。大きな渋滞もなく18時過ぎに練馬高野台駅に到着。
生憎の天気でしたがとても楽しい山行でした。素晴らしい山行を担当してくださったHさん、Tさんに感謝。来年も是非参加したい。
(K.H 記)
◆夕食の後の団欒風景◆ ◆2日目土湯峠で集合写真◆
◆2日目林の中を歩く◆ ◆ロッジの前で集合写真◆