2013年10月 定例山行報告

会津三岩岳(2,065m)・G3+、貝鳴山(1,197m)・G1 : 10月4日(金)〜6日(日)

天候:1日目曇り時々雨  2日目 晴れ

参加: 18名(視覚障害者6名,晴眼者12名(うち会友2名))

コースタイム概略 : 
1日目 池袋駅(22:45)→三岩岳登山口
2日目 (3:30)三岩岳登山口(6:10)・・・(8:50)旧道分岐・・・(10:35)非難小屋(10:45)・・・(11:30)三岩岳山頂(11:45)・・・(12:35)非難小屋・昼食(13:00)・・・ 旧道分岐(14:40)・・・(16:10)旧道入口→(18:30)桧枝岐で入浴後、民宿たきさわ
3日目 民宿たきさわ(8:30)→(9:45)登山口入口(10:00)・・・(11:20)三角点・・・(11:50)貝鳴山山頂・・・(12:15)三角点・・・(13:20)登山道入口(13:30)→(18:30)池袋駅

写真にカーソルをあててください。写真の説明の文章が表示されます。

◆ざれた崩壊地を行く◆ ◆橋が流された沢を渡渉する◆
◆急斜面かつ倒木がころがる難路を行く◆ ◆一時的に霧が晴れ、雲海に浮かぶ山々が見えた◆
22:30に集合し、小雨ぱらつく池袋を為我井さんのバスで後にする。
東北高速道は空いていて順調に三岩岳登山道入口に到着する。
そのまま2時間ほど仮眠。5:30頃には皆起きて簡単な朝食をとる。いつ雨が降ってもおかしくない曇り空で、 雨具・スパッツをつけて出発する。
急登を過ぎると沢に入り渡渉を何度か繰り返す。 途中大きな倒木があって切込みが付いていたり、仮設足場を組んだ橋が崩れ落ちてコンクリートの橋脚だけ残っていたりした。
旧道分岐にプレートがあり簡単な地図と所要時間が記入されている。展望のきく場所に出る。雲海に会津の山々が浮かぶ。
避難小屋は、しっかりした新しい建物だ。雨も降っているし、ここで引き返そうかという意見も出たが、行動食を口にして小屋を出る。
小さな湿原を通って山頂に立つ。出発してから5時間20分経っていた。展望はきかない。集合写真を撮り下山開始。
避難小屋で昼食をとる。旧道分岐からは旧道をたどる。沢がなく距離も短い分、時間が短縮できた。 悪天候の中、10時間をかけて無事に旧道入口に下山。
為我井さんのバスに迎えに来てもらい桧枝岐共同浴場に向かう。温泉で体を温め、ほっとする。
民宿に着いて休憩した後、夕食を始める。キノコやサンショウウオの天ぷら、イワナがおいしい。民宿から地酒「桧枝岐」の1升びんがふるまわれた。 甘口の美味しいお酒だ。食後、担当者の部屋に集まり宴会をした。
のんびり起きて、盛り沢山の朝食を食べる。
今日は朝からさわやかに晴れている。 バスで貝鳴山の登山道入口に向かう。栃木県との境に近い。
集落の集会所の近くの薮の中に入口があった。いきなり急登が始まりそのまま三角点まで行ってしまった。
G1と聞いていたがタフな山だ。さらに細かいアップダウンを行くと昔の狼煙台に使った大岩が現れる。右に巻いて行くと小さな広場に着いた。 この先に道はないから、山頂と決まった。
三角点まで戻り集合写真を撮る。下山は、義経の鵯越よろしく一気に降りる。ベテランぞろいで無事に下山する。天気が良かった分、汗も随分かいた。
道の駅で昼食をとり、那須塩原の市営浴場で汗を流す。露天風呂も気持ち良い。帰途も大した渋滞はなく池袋に帰ってきた。
二日間しっかり歩いて、しっかり飲んで密度の濃い山行であった。
(K.A記)
◆やっとたどり着いた三岩岳頂上で集合写真◆ ◆帰りも慎重に下る◆
◆2日目の貝鳴山も急登の連続◆ ◆急坂を登り詰めた三角点で集合写真◆