2013年3月 定例山行報告

入笠山(1,955m)・G2 : 3月20日(水)

天候:うす曇

参加: 29名(視覚障害者8名,晴眼者21名(内会友6名))

コースタイム概略 : 
JR新宿駅(7:00)=(8:56)小渕沢駅(9:02)=(9:10)富士見駅→ロープウェイ山麓駅(9:35)(ロープウェイ)→ (9:55)ロープウェイ頂上駅(10:20)・・・山彦荘(10:36)・・・マナスル山荘(10:55)・・・入笠山山頂(11:15) ・・・(11:30)南斜面・昼食(11:55)・・・首切り峠(12:15)・・・(12:30)途中歩行訓練(13:30)・・・ロープウェイ山頂駅(14:15)→ (14:40)ロープウェイ山麓駅(15:05)→(15:20)富士見駅

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◆湿原を歩く◆ ◆登山口へ向かう◆
7時に新宿の南口に集合。何名かは途中乗車。長野から直接車でロープウェイ駅へ行く人もいる。
天気予報はあまりよくない。うす曇である。小淵沢に近づくに従い、天気は回復して青空になった。途中甲斐駒や八ヶ岳がよく見える。社内はほぼ満席である。
小淵沢で乗り換え、普通電車で富士見へ。すでに予約しておいたバスが待っていた。早速バスにのりこんで、点呼。長野から参加する4名を除き、25名乗車。
周りには雪がまったくない。山にも雪がないのかと少し心配になる。
10分ほどでロープウェイのチケット売り場に到着。早速チケットを購入して、少しスキー場を歩き、ロープウェイの山麓駅からロープウェイに乗り、山頂駅へ。
雪はさほど多くはないが、一面雪はある。少し安心。ゆっくり支度をして、声だしを行い出発。
針葉樹の樹林帯を少し歩き緩斜面をくだり、湿原を通過。湿原はところどころ雪が解けて、涸れた草が顔を出し、木道も出ていた。湿原の雪が解けて、小川ができていた。 まるで童謡の春の小川である。
やがて山彦荘に到着。休憩。ここから20分ほどで、マナスル山荘を通過。ここから本格的な登山道になる。
風が少し出てきたが、南斜面に入ると再び風が止まった。夏道と離れ、斜面を直登して、まっすぐ頂上を目指した。 途中山スキーのグループが休憩していた。
11時過ぎに頂上。さすがに風が強い。思い思いに写真を撮る。東側に八ヶ岳がすべて見える。また南側には急峻な甲斐駒の雄峰がそびえていた。 残念ながら北アルプスの峰峰は雲の中であった。集合写真を撮り、南側の斜面へ下る。
頂上から少し下がったところで、風をよけて昼食。
12時少し前に下山にかかる。およそ20分ほど下り、首切り峠へ出る。ここで休憩。ここからは林道歩きである。
アスファルトの道路は雪が消えていて、雪のあるところを拾いながら歩く。20分ほどで、八ヶ岳の見えるところで休憩。
さらに5分ほど歩き、広い斜面で、比較的急なところで、歩行訓練を行う。初めてワカン装着する人や、あまり雪山歩きになれていない人が、 つぼ足歩きや、斜面の登り方を練習した。
およそ1時間ほど練習して、山彦荘まで戻る。ここから湿原を歩き、ロープウェイの山頂駅に到着。ゆっくりアイゼンを脱いだり、パッキングをしなおして、 ロープウェイに乗り山麓駅へ。
ここで皆で輪になり、参加メンバーの一人が誕生日であったので、歌を歌い祝福。ついでに解散。車で長野かえる人たちに分かれを告げる。
3時過ぎのバスに乗車。このころより、雨が降り出した。3時20分ごろ富士見の駅に到着。
近所のコンビにで、Beerを調達して、皆で乾杯。短時間の山行ではあったが、満足する山行ではあった。
(S.K記)
◆集合写真(頂上にて)◆ ◆楽しい昼食◆
◆急な斜面で歩行訓練◆ ◆歩行訓練中のひとこま◆